2016年10月26日
プリセット・ヤーンインジケーター
10月15日の奥多摩フィッシングセンターでの釣りで初めて
使ってみた、ヤーンインジケータを事前にセットしたリーダー。
ループ・トゥー・ループでティペットを繋ぐだけで利用できる
浮力満点のセットアップ。今年のヤキマ釣行(実際にはロッ
キーフォード釣行で使いました)で、ガイドのブルースさんが
目の前で作っていたのを真似してみました。
使い勝手の方ですが、まずはこのビデオをご覧ください。
この日は、全体にどのセットアップでもアタリが取りにくかっ
たので、このセットアップが特に悪かったわけではないよう
です。ビデオを見ながら振り返ってみると重要なメリット・デメ
リットが見えてきます。
〇 ヤーンインジケーターって、結構良いかも…
視認性がバッチリなのと浮力も結構あります。時々フロー
タント処理をしなければなりませんが、ドライフライのことを
考えれば、あまり負担ではなく、むしろ、その軽さによる
キャスティングのしやすさは他のインジケーターよりずっ
と優れているかもしれません。
X リーダーとティペットのループ・トゥー・ループは「?」
ビデオのコメントにもあるようにループ・トゥー・ループに
よる弛みは否めませんが、それよりも、接続時に「点」で
接続されるため、小さなフライのために細いティペットを
繋ぐ場合には、合わせ切れが起こりやすいと思われます。
これはまずいですね。
ということで、早速改良版を試作です。

こちらも古いリーダーで製作したのですが、繋がっていた
ティペットとの接続部分をそのまま残しました。つまり、ライ
ンが2重になっている接続部分(トリプルサージャントノットな
ど)をそのまま活かして、繋げたティペットがそこに引っ掛か
るようになっています。
接続時は、インジケーター下のリーダー部分をティペットと
いっしょに重ねて、ユニノットみたいにつなげます。

<下手な絵ですがこんな感じ…(汗)>
こうすることによって、弱いティペットが点ではなく面で接続
されるだけでなく、緩みも解消されます。ティペットを外す
時は、ノットが動くので、ちょっと動かしてから結び目をカット
して、ティペット交換ができます。
こちらの試作品、また管釣りで試してみます!
ところで、上記の利点にも気が付いたので、ついでにヤー
ン製インジケーターも自作してみました。
使ってみた、ヤーンインジケータを事前にセットしたリーダー。
ループ・トゥー・ループでティペットを繋ぐだけで利用できる
浮力満点のセットアップ。今年のヤキマ釣行(実際にはロッ
キーフォード釣行で使いました)で、ガイドのブルースさんが
目の前で作っていたのを真似してみました。
使い勝手の方ですが、まずはこのビデオをご覧ください。
この日は、全体にどのセットアップでもアタリが取りにくかっ
たので、このセットアップが特に悪かったわけではないよう
です。ビデオを見ながら振り返ってみると重要なメリット・デメ
リットが見えてきます。
〇 ヤーンインジケーターって、結構良いかも…
視認性がバッチリなのと浮力も結構あります。時々フロー
タント処理をしなければなりませんが、ドライフライのことを
考えれば、あまり負担ではなく、むしろ、その軽さによる
キャスティングのしやすさは他のインジケーターよりずっ
と優れているかもしれません。
X リーダーとティペットのループ・トゥー・ループは「?」
ビデオのコメントにもあるようにループ・トゥー・ループに
よる弛みは否めませんが、それよりも、接続時に「点」で
接続されるため、小さなフライのために細いティペットを
繋ぐ場合には、合わせ切れが起こりやすいと思われます。
これはまずいですね。
ということで、早速改良版を試作です。
こちらも古いリーダーで製作したのですが、繋がっていた
ティペットとの接続部分をそのまま残しました。つまり、ライ
ンが2重になっている接続部分(トリプルサージャントノットな
ど)をそのまま活かして、繋げたティペットがそこに引っ掛か
るようになっています。
接続時は、インジケーター下のリーダー部分をティペットと
いっしょに重ねて、ユニノットみたいにつなげます。

<下手な絵ですがこんな感じ…(汗)>
こうすることによって、弱いティペットが点ではなく面で接続
されるだけでなく、緩みも解消されます。ティペットを外す
時は、ノットが動くので、ちょっと動かしてから結び目をカット
して、ティペット交換ができます。
こちらの試作品、また管釣りで試してみます!
ところで、上記の利点にも気が付いたので、ついでにヤー
ン製インジケーターも自作してみました。
作るのは簡単で、使い古しのリーダーのバット部分で全長
1cm弱のパーフェクションノットを作ります。そのループ部分
だけをカットして、写真にあるようにノット部分がヤーンに入る
ようにヤーンとノットをループ・トゥー・ループで繋げて、〆込み
ます。ここで注目は、左中の写真の矢印にあるように、一度
ヤーンに被せたノットの輪っかの部分を再度ヤーンの穴に
通すことです。私は、ポドキンを入れてひっかくように通しま
した。
最後に100円ショップの化粧用の櫛を使ってヤーンをバラし
て、余計な毛をハサミで切ってできあがり。これは以前紹介
したインジケーターと同様に可動式となるので、今回の固定
型の弱点を解消します。(自作インジケーターの過去記事は、
こちら からどうぞ。)
### おまけ ###
ビデオの中で使っているフックリリーサーに気付いた人も
いるかもしれません。実は小菅釣行の時に以前作ったものを
なくしてしまったので、再製作したものです。
こちらは、以前壊してしまったバンブーロッドの一部を使って
います。渋いでしょ!(作り方は、こちらからどうぞ。)