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2012年04月11日

フルーガー・メダリストを落としてみる(1)

と言っても、フライリールの落下テストの話ではありません。(笑)
海外オークションで「Pflueger Medalist」というリールを落札してみようと
いうお話です。

Pflueger Medalist 1492

ここ数年、私は海外オークションサイトを結構活用しています。

正直、今までに落札・購入したアイテム数とか総額とかはあまり考えたくは
ないのですが(汗)、それぞれ価格的には日本で入手するよりは、ずっと有利
だったと思います。そして、入手したアイテムは私の釣り〇鹿生活の中で、
ほとんどみんな必要(?プッ)なもので、最新のロッドからフライラインや
ウェア、ヴィンテージのバンブーロッドやリール、また、ちょっと珍しいフライ
関連アイテムなどが対象です。

リールに関して言えば、超有名で日本でもファンが多いHardyの古いリール
とかも、幾つか購入しましたが、自分では「コレクター」という意識はなくて、
好みにあった必要(?エヘヘ)と思われるリールを、充分調べた上で、使える
お小遣いの範囲(ウッフン)でのみ入手してきました。

さて、フルーガー・メダリストは、その登場(1929年頃)から100年近く経つ
のに、未だに販売が続けられている米国メーカーのフライリールです。
一説には、米国フライフィッシング史上、最も販売数が多いリールとも言わ
れるほどで、ひょっとしたら、このリールが米国でのフライフィッシングの
普及を後押ししたとも言えるのかもしれません。

そして、そのデザイン、丈夫な作り、必要十分な機能、そして驚くほどの
お手頃価格で、日本でもファンが多いようです。(ね、oko-rocksさん!)

※ ちなみに現在Naturumさんでは、現行品を半額セールしてますね。

そもそも、値段が高くなければ価値がないなどということはないはずで、
これだけのファンがいるリールには何かがあるのでは?と私もかねがね
思っていました。

そこで、1個ぐらい持つ必要性(またかぁ?)があるのではないか?という
ことで、色々調べ始めてみると、これがまた、結構面白いんですよ!

###

特に古いフルーガーメダリストに関してネットで調べてみると、日本では
Hardyほどコレクションについて盛り上がっているようには見えませんが、
実は本国アメリカでは、相当熱いコレクター達がいるようです。また、
1ヶ月ほど、海外オークションサイトで「Pflueger Medalist」の落札価格を
追いかけてみたら、出品される数も多いですし、落札価格の幅も相当広い
ですね。(20ドル~200ドル位の幅でした。)

問題は、その価格の違いが、どこにあるかということです。

つまり、この違いが分からないで、いきなりオークションに飛び込んでも
それこそバカを見るだけになってしまいますし、そもそも、自分が欲しいと
思うためには、このリールの背景や、落札したいと思う一品にどんな意味と
一般的な評価があるかを知る必要があると考えました。

そこで、このリールの歴史がわかるサイト(英語)を幾つか見つけました。

 An Angler's Guide To The Classic Pflueger Medalist
 Pflueger Medalist Reels - A History

著作権の問題とかもありますから、詳細はそれぞれのページを参照して
いただくとして、分かったことは、以下のようなことです。

1) フルーガーメダリスト自体の基本的な構造はあまり変わってはいない
  (古いバージョンの本体に最新の同じ型番のスプールを付けることも
  できちゃう!)ものの、細かい機構やパーツの形状・材質などは歴史の
  中で変化をしてきた。

2) 一方その100年近い歴史の中で、製造販売会社や製造場所には変遷が
  ある。

   ・ 最初はフルーガーファミリーの会社(社名は「The Enterprise
    Manufacturing Company」で後に「Pflueger」)で、その後、
    1966年にShakespeare Tackle Companyに会社自体が買収され、
    さらに、1979年にはShakespeare社が別会社に吸収合併された。

   ・ 製造場所は、フルーガーファミリーの時代はオハイオ州アクロン市、
    買収後しばらくは同じ場所だったが、その後1970年には買収先の
    アーカンソー州の工場に移り、1982年以降は生産拠点が海外になる。
    (最初は日本、そして2001年からは中国で生産。)

(1)と(2)両方が、メダリストリールの年代を特定するにあたって、重要な
情報となるようです。

例えば…

Pflueger Medalist 1492

この写真の左上の丸いラッチカバーと呼ばれるパーツですが、ごく初期の
メダリストはメタル製だったそうです。また、買収以降のある時期の
メダリストには、ここに「Shakespeare Medalist」と記載されたものもある
ようです。そして、写真には「Made in USA」とありますが、これが1982年
以降だったら、海外生産ですから、当然、その表記はありません。

同じ写真のフレームの下の方に書かれている文字も、リールの年代を特定
するのに重要な役割を果たすようです。この写真のモデルには、

左:「DIAMOLITE   中:「No. 1492」  右:「MADE IN
   LINE GUARD」              AKRON O USA」

とありますが、例えば近年のモデルでは、左から順番に「PFLUEGER」
「<モデル番号>」「MEDALIST」とあるようですし、上の例では右側に
「AKRON」とありますが、工場がアクロン市から移転したあとのものには
入らないはずです。この他にも、ほんとに古いバージョンのメダリストには、
特許取得中を示す、「Patent Pending」と書かれたものもあり、これも
年代の特定に役立つそうです(この特許は1930年9月に取得)。モデル名
自体にもアーカンソー工場時代には末尾に「DA」が付き、日本製には「CJ」、
中国製には「AK」と末尾に付くようです。

この他にも、上記のラッチカバーの周りのリベットの数(6つのものが
古くて、3つのは新しい)とか、ラインガイドの形状(初期のメダリストには、
Hardy Perfectにもあるような、丸い金属製のラインガイドが付いていた
ものもあるそうです)や、ピラー(リールの裏表を繋ぐ支柱)の形状なども
新旧のメダリストを見分けるための重要なヒントとなるのだそうです。

という訳で、どの時代のどのモデルでどのような状態であるかで、オー
クションの落札価格が変動するわけで、当然、古くて良い状態の物が
売りに出ると、200ドル近くになることもあるわけです。(これ、1930年
代に、4~8ドルとかで販売されていたリールの話です。)

さて、だいたいの値ごろ感が分ってきたところで、私はオークションサイ
トで、私が必要(!)とするリールが出品されるのを待ち続けたのでした…

 < 続 く >


 ※ 海外オークションの利用は私個人のリスクと判断で行っており、
  代行売買などはお請けできませんので、ご了承ください。




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この記事へのコメント
うっ!
この世界は首を突っ込むとすごくやばそうな気がする、
オイラもこんな微妙な違いに、なぜか魅かれるのです...
Posted by CREEK WALKERS at 2012年04月11日 22:56
こんばんは、フルーガーファン代表(?)のoko-rocksです(笑)。

持つ必要性は大アリですよね~・・ちなみにワタシはビンテージ・フルーガーを所持できるような身分ではありませんが・・(苦笑)。
おお~っ、深いですね~この記事内容。続きが楽しみです♪
Posted by oko-rocksoko-rocks at 2012年04月11日 23:31
私も数ヶ月前に手に入れました。
現行モデルの1492の塗装をわざと落とし真鍮製のラッチカバーやラインガイドのリングが取り付けられたりとアンティーク調にカスタムされたものです。
値段はそれなりにしましたけれど、メダリストのヌルヌルとしたクリック感がなんだか癖になります。
Posted by atom at 2012年04月12日 07:11
> CREEK WALKERSさん
危ない領域に接近していることは十分理解しているつもるですが、
たぶん、大丈夫でしょう…あれっ、道のマンホールがラッチカバーに
見えてきた。(爆)

> oko-rocksさん
コメント合わせていただき、ありがとうございます。(笑)
100年も製造・販売が続けられる製品には奥深い背景がありますね。
Hardyみたいに高額でないところが、ピュアな好奇心をそそられます。

> atomさん
こだわりの1品ですね!
別会社によるパーツ販売やカスタマイズビジネスがあるということは
それだけこのリールには実績と変わらぬ人気があるということですね。
Posted by jbopperjbopper at 2012年04月12日 08:30
おはようございます^^
フルーガメダリストの世界も奥が深~いようですね^^。
早く続きが読みたくなりました!
Posted by farwater at 2012年04月12日 09:57
こんにちは♪
私もフルーガー使ってますよ!
シェクスピアーの同型リールもあるのですが、理由が分かりました!
初めて買ったフライタックルのセットがシェクスピアー製だったけど、やはりリールはフルーガータイプでしたね。
Posted by troutriver at 2012年04月12日 10:20
こんばんは!

フルーガーってナチュラムさんでよく売ってますけど、
触った事が無かったので、
ポチしたことがなんですよ^^;

この記事で、品薄になっちゃうかな?
買っちゃおうかしら~(笑)
Posted by もと at 2012年04月12日 19:44
おいらもあこがれのメダリスト買ってしまいましたよ^^
歴史のあるよいリールだとおもいます
非常に勉強になりました
Posted by yo-zo at 2012年04月12日 21:15
こんばんは。

私は良く国内のネットオークションを利用して、釣り道具を購入します。

私もいずれ海外オークションにも手を出してしまうかも…

フルーガーは頑丈でかっこいいですが、若干重量が重い印象があります。
Posted by ボ・ロバンボ・ロバン at 2012年04月12日 22:07
> farwaterさん
100年近くの歴史の裏には色々あるものですね。
値段が高いリールではありませんが、その奥深さは、
ユーザーの支持に裏付けされているようです。

> troutriverさん
ということは、troutriverさんもメダリストの歴史の一部と共に
FFライフを送られてきたということですね!
私の調べた範囲では、どうも日本製のものにシェイクスピア
ラインが含まれていたようです。

> もとさん
現行品に価値を見いだす方達もまだまだいらっしゃるようです。
私の場合は、オールドメダリストの方に強く惹かれてしまいました。

> yo-zoさん
愛用のタックルについての追加情報としてご参考になれば何よりです。
私も調べるうちにファンになってしまいました。(笑)
Posted by jbopperjbopper at 2012年04月12日 22:16
> ボ・ロバンさん
確かに頑丈さの裏には、重量の問題があるようです。
オークションには不思議な魅力があるので、「不要」なものには
手を出さない、熱くなりすぎない、などの自制心が必要ですね。(汗)
Posted by jbopperjbopper at 2012年04月12日 22:23
こんばんは。

私はどちらかというとブランドにはあまりこだわらない方なのですが、こいいう記事を読むとコレクターの気持ちもわかるような気がします。

しかし、奥が深すぎて恐ろしい世界ですね。
Posted by wind knotwind knot at 2012年04月12日 23:35
> wind knotさん
私もブランドというより、そのメーカーのこだわりとか特別な工夫とかに魅力を感じます。
ここではあまり触れていませんが、フルーガーが取得した特許を含めて、
その技術の中には、現代のリールにも繋がっているものがあるのだそうです。
Posted by jbopperjbopper at 2012年04月13日 00:32
 
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