2008年02月28日
マグネット・ネットリリーサーに挑戦
実際、使用に耐えるかどうかは別として、マグネット・ネット
リリーサーを作ってみました。

材料は、自作ランディングネットで使用したグリップ材の残りと
先日の自作リーダーティップ・ストッパーで使ったOリング、
100均で購入した壁留め用マグネットに付いていたネオジウム
マグネット(2)、そして、ストラップでよく見かける編み紐(※)です。
接着剤は速乾性のエポキシ接着剤。塗装は最初のネットで
使った荏油です。
※グリップ材の端材からあまり長さが取れなかったし、別途購入
するのも面倒なので、ヒートンは利用していません。
(軽量化にもなったかな?)
リリーサーを作ってみました。

材料は、自作ランディングネットで使用したグリップ材の残りと
先日の自作リーダーティップ・ストッパーで使ったOリング、
100均で購入した壁留め用マグネットに付いていたネオジウム
マグネット(2)、そして、ストラップでよく見かける編み紐(※)です。
接着剤は速乾性のエポキシ接着剤。塗装は最初のネットで
使った荏油です。
※グリップ材の端材からあまり長さが取れなかったし、別途購入
するのも面倒なので、ヒートンは利用していません。
(軽量化にもなったかな?)
これが設計図みたいなものです。

何しろ、旋盤はないので、のこぎりとヤスリを使って、グリップ材の
端材から直径17mm程度、長さ24mm程度の円柱を作りました。
その円柱の状態で大体の形を紙やすりで整え、真ん中から半分に
切断しました。
切断後に更にだんだんとヤスリを細かくして磨き上げ、電動ドリルで
設計図にあるように5mm、3mm、1mmの3段階の穴を空けました。
※実際には最初にキリで内側の中心に小さな穴を開け、3mmの
ドリルで適当な深さまで穴を開けた後に、マグネットの厚みを
見ながら5mmの穴を慎重に開けて、最後に外側から1mmの
ドリルで穴を開けました。
穴が開いたら、最後のサンディングを行います。そして、編み紐を
結んで輪を作り、細い針金を使って穴から通してきっちり引っ張り
だします。(結び目が引っかかり、そして、後からエポキシ接着剤が
入るので、外れる心配はまずないでしょう。)
Oリングをどう使っているかというと、こんな風に片側に接着します。

中心部には、マグネットをわざと突き出していて、これが反対側:

にうまくかみ合うことになっています。Oリングの厚みを両側の
マグネットの突き出し具合とぴったり合わせようという目論見です。

パチンと収まって、尚且つ、Oリングと反対側の木材の面との
間に隙間がなければ成功です。
後は、荏油で何回も何回も磨いてあげます。編み紐にもオイルを
染み込ませちゃいました。(紐の耐久性を増すかな?)


何しろ、旋盤はないので、のこぎりとヤスリを使って、グリップ材の
端材から直径17mm程度、長さ24mm程度の円柱を作りました。
その円柱の状態で大体の形を紙やすりで整え、真ん中から半分に
切断しました。
切断後に更にだんだんとヤスリを細かくして磨き上げ、電動ドリルで
設計図にあるように5mm、3mm、1mmの3段階の穴を空けました。
※実際には最初にキリで内側の中心に小さな穴を開け、3mmの
ドリルで適当な深さまで穴を開けた後に、マグネットの厚みを
見ながら5mmの穴を慎重に開けて、最後に外側から1mmの
ドリルで穴を開けました。
穴が開いたら、最後のサンディングを行います。そして、編み紐を
結んで輪を作り、細い針金を使って穴から通してきっちり引っ張り
だします。(結び目が引っかかり、そして、後からエポキシ接着剤が
入るので、外れる心配はまずないでしょう。)
Oリングをどう使っているかというと、こんな風に片側に接着します。

中心部には、マグネットをわざと突き出していて、これが反対側:

にうまくかみ合うことになっています。Oリングの厚みを両側の
マグネットの突き出し具合とぴったり合わせようという目論見です。

パチンと収まって、尚且つ、Oリングと反対側の木材の面との
間に隙間がなければ成功です。
後は、荏油で何回も何回も磨いてあげます。編み紐にもオイルを
染み込ませちゃいました。(紐の耐久性を増すかな?)

Posted by jbopper at 13:52│Comments(6)
│お手製グッズ
この記事へのコメント
な、なんと!!
凄いじゃないですか(^^)b
私も作ろうと思っていたのに、先を越されてしまいましたね(笑)
レッドウッドバールですよね?
杢の感じも良いですね♪
こりゃ負けてられないなぁ・・・(;^^A
凄いじゃないですか(^^)b
私も作ろうと思っていたのに、先を越されてしまいましたね(笑)
レッドウッドバールですよね?
杢の感じも良いですね♪
こりゃ負けてられないなぁ・・・(;^^A
Posted by Kawatombo Ken
at 2008年02月29日 01:08

こんばんは
コメントありがとうございました。
素敵なリリーサーですね。
う〜〜ん、旋盤なしに綺麗に円柱を削り出すなんて‥‥。
ネットリリーサーを購入しようか自作しようか悩んでおります。(汗;
コメントありがとうございました。
素敵なリリーサーですね。
う〜〜ん、旋盤なしに綺麗に円柱を削り出すなんて‥‥。
ネットリリーサーを購入しようか自作しようか悩んでおります。(汗;
Posted by sinzan at 2008年02月29日 02:04
> Kenさん
まだ、ちょっと接着面の精度に不満がありますが、
見栄えはなかなかよくできたと思います。
Kenさんの作るリリーサーも楽しみにしていますよ。
> sinzanさん
ご訪問ありがとうございます。僭越ながらリンク集に追加させて
いただきました。(よろしければ、相互リンクご考慮ください。)
これは完璧な円柱ではありませんが、かえって、それが「味」に
なっているかもしれません。ただ、外形はいびつでも、マグネットの
効きを最大限にするためには、両パーツの接着面がしっかり
くっつき、紐が両パーツの中心軸を通っていることなどを
注意する必要があると思います。
まだ、ちょっと接着面の精度に不満がありますが、
見栄えはなかなかよくできたと思います。
Kenさんの作るリリーサーも楽しみにしていますよ。
> sinzanさん
ご訪問ありがとうございます。僭越ながらリンク集に追加させて
いただきました。(よろしければ、相互リンクご考慮ください。)
これは完璧な円柱ではありませんが、かえって、それが「味」に
なっているかもしれません。ただ、外形はいびつでも、マグネットの
効きを最大限にするためには、両パーツの接着面がしっかり
くっつき、紐が両パーツの中心軸を通っていることなどを
注意する必要があると思います。
Posted by jbopper
at 2008年02月29日 10:14

こんばんは
おぉ!ついに禁断の領域に手を出しましたね。(笑)
Oリングって、コレがあると指を挟まなくなるのでしょうか?けっこう毎回痛い思いをしている私です。(汗)
おぉ!ついに禁断の領域に手を出しましたね。(笑)
Oリングって、コレがあると指を挟まなくなるのでしょうか?けっこう毎回痛い思いをしている私です。(汗)
Posted by hajihadu at 2008年03月01日 00:02
機能性だけでなく、綺麗ですよね!
ネットリリーサーという
一見シンプルな構造のものほど
精緻さと卓越した計画性が要求されるのだと
説明文と設計図を拝見しながら、ちょっとした感動すら覚えちゃいましたよ~( ´∀`)
hajihaduさんのコメと同じく
Oリングの効用については
是非お聞きしたいものです。
なんかわかる気がしますが。
ネットリリーサーという
一見シンプルな構造のものほど
精緻さと卓越した計画性が要求されるのだと
説明文と設計図を拝見しながら、ちょっとした感動すら覚えちゃいましたよ~( ´∀`)
hajihaduさんのコメと同じく
Oリングの効用については
是非お聞きしたいものです。
なんかわかる気がしますが。
Posted by EGG at 2008年03月01日 15:09
> hajihaduさん
たぶん、しっかり密着させるためには、マグネットの
突き出しなし、Oリングなしにして、木と木がピッタリ
合ったほうが良いのかも知れません。
ただ、Oリングを設計どおりぴったりつけられれば、
1)取り付け&取り外しが楽
(確かに指は挟みません。)
2)エポキシによる接着作業も比較的簡単
(とろ~と塗って、マグネットの表面だけ拭います。)
3)美的にも違和感がない(むしろアクセントになって好き)
といった利点が考えられると思います。
ただし、マグネットとOリングがぴったりこないと、マグネットの
力が弱まって、使用中に簡単に落ちてしまうかもしれません。
それに、中に砂が溜まってしまうかもしれませんね…
> EGGさん
実は設計図は説明のため後から書いたものです(^^;
ですから、そんなに計画性があるわけではないですよ。
実際、2つ作ってまして、写真のものは2つ目のものです。
試行錯誤の結果ですね。
たぶん、しっかり密着させるためには、マグネットの
突き出しなし、Oリングなしにして、木と木がピッタリ
合ったほうが良いのかも知れません。
ただ、Oリングを設計どおりぴったりつけられれば、
1)取り付け&取り外しが楽
(確かに指は挟みません。)
2)エポキシによる接着作業も比較的簡単
(とろ~と塗って、マグネットの表面だけ拭います。)
3)美的にも違和感がない(むしろアクセントになって好き)
といった利点が考えられると思います。
ただし、マグネットとOリングがぴったりこないと、マグネットの
力が弱まって、使用中に簡単に落ちてしまうかもしれません。
それに、中に砂が溜まってしまうかもしれませんね…
> EGGさん
実は設計図は説明のため後から書いたものです(^^;
ですから、そんなに計画性があるわけではないですよ。
実際、2つ作ってまして、写真のものは2つ目のものです。
試行錯誤の結果ですね。
Posted by jbopper
at 2008年03月01日 18:05
