2007年04月28日
ドライフライボックスを作ったよ!


組みあがった上と下の木工パーツは、十分に磨きをかけ、
磨いているうちにでてくる木材の粉で、接合部分に
できちゃってるすき間をできるだけ埋めるようにしました。
(木工パーツ製作の詳細は過去の記事を参照してくださいね。)
塗装ですが、オイルフィニッシュとか焼きを入れるとか
考えたりもしてみたのですが、やはり素材の感じをそのまま
活かそうということで(というかこれ以上の面倒なチャレンジは
今回はなしにしました)、安いスプレーニスを薄く何回かに分けて
吹きかけておしまいです。
2つのパーツはホームセンターにあった最小の「蝶番(2つ)」で
結合。蓋の開け閉めは、本当は小さなマグネットとかで
止めたかったのですが、材料が見つからず、一番簡単な、
「つの字」と呼ばれるパーツを使用しました。
※ 後の写真で蝶番を止めた裏にワインのコルクの切れ端が
見えますが、これは、木材が薄いため、飛び出してしまった
釘の先端を止めたものです。強度を保つために釘を残し、
コルクに突き刺すときにはボンドを使っています。
さて、問題は、どうやってフライを収納するかです。
贈答品のグラスが入っていた箱の内側にあった緩衝材で
ちょうど良い厚みのものがたまたまあったので、
鋭いナイフで1cm幅くらいに短冊状に切断。
フライボックスの幅にぴったり合うように長さも調整して、
ボンドで、ひとつずつ、丁寧に張り込んでいきました。
※ バーブレスのフライしか使わないので、使用上まったく
問題はないようです。バーブがあると引き抜こうとした時に
大変だと思われます。
蓋側の裏には、以前マテリアルチェストで使った毛足の
短いカーペットみたいな素材(100円ショップで購入)を、
敷き詰めました。フライ交換時とかにちょっとフライを
仮り置きしたい時に便利かな?
こんな感じです。

つたないフライばかりですが、こう並べられると結構うれしい!
フライの向きが上と下で違うのは、通常のフライと
エクステンデッドフライトでは、付け方を変えたからです。

通常のフライは、底と平行な緩衝材の面にフックさせ、
ホローボディなどのフックが飛び出しているフライは、
底と垂直な面にフックさせています。これで、エクステンデッド
ボディーが蓋の裏にぶつかることもありません。
大き目のドライフライ用に作ったフライボックス。
自分的には大成功!
(渓流に流しちゃったりしたら泣くだろうなあ…)
Posted by jbopper at 15:58│Comments(2)
│お手製グッズ
この記事へのコメント
こんばんわ。
根気のいる作業とのことですが、いったいどうしたら、2枚の板がこんなにきれいにつながるんでしょうか?
このBOXに収められたフライにはきっと神が宿るのでは?
根気のいる作業とのことですが、いったいどうしたら、2枚の板がこんなにきれいにつながるんでしょうか?
このBOXに収められたフライにはきっと神が宿るのでは?
Posted by windknot at 2007年04月29日 00:28
windknotさん
褒めすぎですよ。
組み合いそうで組み合わない程度に切断して、あとは、ナイフとサンドペーパーでちょうどはまるところまで削っただけです。それでも、写真ではよく見えない隙間もいっぱいあるんですよ。
それより、フライタイイングの腕も磨かないと…
褒めすぎですよ。
組み合いそうで組み合わない程度に切断して、あとは、ナイフとサンドペーパーでちょうどはまるところまで削っただけです。それでも、写真ではよく見えない隙間もいっぱいあるんですよ。
それより、フライタイイングの腕も磨かないと…
Posted by jbopper at 2007年04月29日 15:50