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2010年01月31日

リアル系カディス・ラーバ

リアル系フライタイイングの達人オリバー・エドワーズさんの
カディス・ラーバにインスピレーションを受けて作ったフライです。

リアル系カディス・ラーバ

試行錯誤の上、これ4つ目です。
色は、日本の渓流に良く見られるヒゲナガカワトビケラの
幼虫を意識してみました。
###

<リアル系カディス・ラーバ>
・ フック: Maruto c46FWBL #10-12
・ スレッド:ブラック
・ テイル:マラブー(黒)の根元の羽数本
・ ボディー:薄い梱包材を短冊状に切って使用(下写真左)
  ※携帯ゲーム機の梱包に使われていたものを使用
・ ウェイト:フラットなウェイトを短冊状に切って使用(同中)
  ※ウィスキーボトルの栓を覆っていた鉛を使用
・ レッグ:の羽のファイバーをむしって使用(同右)

柔らかく薄い梱包材 薄い鉛のウェイト 繊維をむしりとる

さて、まずはアイ先端を少し残して下巻きします。
カディス・ラーバ:ステップ1

短冊状に切った鉛の端を斜めに切って、フックのゲイプ側から
らせん状に巻いて真ん中がボテッとしたかんじにします。
カディス・ラーバ:ステップ2

ウェイトが覆いかぶさって前後に綺麗なテーパーになるように
スレッドを前まで巻いて、ゲイプ側まで戻します。
カディス・ラーバ:ステップ3

マラブーの根元の細かい羽を何枚かちぎって、フックの下側から
取り付けます。後でこの羽はボディの下側に編みこんでいきます。
カディス・ラーバ:ステップ4

今度は短冊状に切った梱包材を使います。端っこはやはり
斜めに切ってから取り付け、ハックルプライヤーを使って
体節ができるように間隔を空けて巻いていきます。
カディス・ラーバ:ステップ5

巻いた梱包材の節目にそってスレッドを前に巻いていきます。
この時マラブーの羽をボディの下側に巻き込んでいきます。
アイ側まで行ったら梱包材とマラブーをカットして、スレッドは
ちょっと後ろに戻します。
カディス・ラーバ:ステップ6

むしった雉(フェザント)のファイバーを2本ボディの下側に
取り付けます。
カディス・ラーバ:ステップ7

もう2本、最初のファイバーの前に取り付けます。
カディス・ラーバ:ステップ8

最初のファイバーの残りはちょっと残してカット。
後から付けたファイバーは要らない部分を根元からカット。
(これで一応、6本の足になりました。むしったファイバー
ほんとに虫っぽいでしょ?!)
カディス・ラーバ:ステップ9

スレッドで胸から頭にかけて形を整えてウィップフィニッシュ。
これで本体としては完成です。
カディス・ラーバ:ステップ10

ボディを茶色と黒の油性マジックで色付けします。
カディス・ラーバ:ステップ11

最後にクリアネイルポリッシュをたっぷり塗って、でき上がり!
カディス・ラーバ:ステップ12

#12フックだとちょっと小さいけど、体節のムチムチ感たっぷり。

こりゃ試さなきゃ、ということで、午後だけでしたが、奥多摩フィッ
シングセンターで試してきました。

奥多摩FCニジマス 奥多摩FCニジマス 奥多摩FCニジマス

インジケータを付けてフライ先行で流してやると面白いように
釣れました。難を言えば、何尾も掛かるとコーティングが剥がれて
しまいました。コーティングは2度塗りにしたほうが良いかも
しれません。



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この記事へのコメント
こんばんわ♪
なかなかムッチリぷりぷり感があって、おいしそぉ・・・
じゃなくて、リアルに出来てますね。(^_^;)
スレたお魚さんも、たまらずパックリ行っちゃいそうなほど、ほんとリアルに出来てますね。
僕もそろそろ毛鉤を巻きたいのですが、バタバタしてて・・・(^^)
Posted by おぐろおぐろ at 2010年01月31日 23:41
おはようございます

おお~リアル・・色合いもいいんでしょうね、
実釣もバッチリとなれば私の苦手な沈め物に・・巻こうっと(笑)
いつもながら参考に成りました、

では 又。
Posted by type r tata at 2010年02月01日 07:47
> おぐろさん
ニジマスたちの感想が「ぷりぷりしてる!」かどうかは
分かりませんが、反応はばっちりでした。
私もそろそろ解禁向けのフライも巻かなくっちゃ!

> type r tataさん
毎度、面倒なフライですいません。
管釣りの魚ですから、騙しやすかったかもしれません…
ご参考になれば何よりです。
Posted by jbopper at 2010年02月01日 08:20
こんにちは♪

凄くリアルですね!
そして、いろんな物をマテリアルに使われてるアイデアもさすがです。

最近、どんなフライを作ればいいか行き詰ってました・・・。
このパターン、僕も真似させてもらいます(^_^)
Posted by まー坊まー坊 at 2010年02月01日 15:16
こんばんは!

これは釣れそうですねぇ、

前に静岡の本流域でヒゲナガの
ハッチに出会ったのですが水面下
のステージで手も足も出ず撃沈した
事がありました。

こんなフライがあれば・・・
私も参考にさせて頂きます♪
Posted by カバ at 2010年02月02日 01:57
> まー坊さん
色んなものを使っているのですが、裏を返せば
私の回りにはこんなものがゴロゴロ転がっている
ということです。(笑
正式レシピの代替品を探すのも楽しいですよ。

> カバさん
耐久性がちょっと気になるフライですが
そういう緊急時のために2、3本持っていても
良いかもしれません。ご参考になれば幸いです。
Posted by jbopper at 2010年02月02日 08:11
こんにちは

無茶苦茶リアルじゃないですか
ヒゲナガラーバは小生もオリジナルで
一本ありますけど、
結果が伴わないんですよね~

やっぱり光沢感があった方が良いのでしょうか???
Posted by SAGE愛好会 at 2010年02月04日 12:22
> SAGE愛好会さん
ありがとうございます。
見本がありましたのでここまでできました。
このフライは光沢感もあるのですが、梱包材の
ボディのモッコリ感も利いているのかもしれません。
Posted by jbopperjbopper at 2010年02月04日 14:24
 お、おいらの今の状態では(^^ゞ

巻けないっすっす(大爆;
解禁まで 完治するべく 呑んで鱒(謎爆;
Posted by きょん^^; at 2010年02月04日 21:38
> きょん^^; さん
どうかお大事にしてください。
そして、お酒のほうもほどほどに…
Posted by jbopperjbopper at 2010年02月04日 22:36
こんにちは!
確かにこれは釣れそうだ…(ゴクリ…)
解禁に向けて参考にさせていただきます!
Posted by まつやん at 2010年02月11日 13:55
> まつやんさん
よろしかったら、是非どうぞ!
もうすぐ関東地方も解禁ですね。
Posted by jbopperjbopper at 2010年02月11日 14:39
 
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リアル系カディス・ラーバ
    コメント(12)