2022年12月30日
沢山あるから染めてみた(続フライマテリアルのお話し)
コスパの良い中華製フェザントテールですが、10本もあるので1本は
染めてみることにしました。
使ったのはこちらです。
水性の布用絵の具です。定番のオリーブカラー(モスグリーン)です。
少し水を加えて(10~20%程度で薄めるのが仕様)、よく混ぜてな
めらかな液状 にしてから、豚毛歯ブラシでぬりぬりします。
1時間ほど吊るして乾かしてから流水で洗い、完全乾燥させました。
ビフォーアフターです。ファイバー、くっついちゃいましたね…(汗)。
この絵の具、色はしっかり定着しますが、細かい繊維にまとわりつい
て固まってしまいました。こびりついたファイバーを指で剥がしながら
巻いてみます。
先日のビッグフックに追加して比較もしてみました。フェザントテール
独特の微細なふさふさの毛がほぼ無くなっています。
参考までにちゃんと染められたメーカー品と比較するとこんな感じ。
それぞれで、我流フェザントテールニンフを巻くとこうなります。
こりゃもう、違うマテリアルになっちゃいましたね。マテリアル本来の
構造を壊してしまったので、「染め」は失敗でしょうか…。ただ、色は
しっかり付いたようですし、巻いてみるとファイバー自体の強度が上
がったような気もします。ニンフだけでなくドライのボディ材としても
使えるかもしれません。
それにですね。良いフライかどうかを決めるのは、お魚さんです。
取りあえず、何本か巻いてみました。(前回同様、フェザントテール
ニンフ14番とレッドタッグニンフ16番です。)
<左の4個が今回のフライ、右のは前回巻いたもの>
染色ニンフを持って、今回は、今年の竿納めも兼ねてTOKYOトラウ
トカントリー(TTC)に行ってテストしてみました!
染めてみることにしました。
使ったのはこちらです。
水性の布用絵の具です。定番のオリーブカラー(モスグリーン)です。
少し水を加えて(10~20%程度で薄めるのが仕様)、よく混ぜてな
めらかな液状 にしてから、豚毛歯ブラシでぬりぬりします。
1時間ほど吊るして乾かしてから流水で洗い、完全乾燥させました。
ビフォーアフターです。ファイバー、くっついちゃいましたね…(汗)。
この絵の具、色はしっかり定着しますが、細かい繊維にまとわりつい
て固まってしまいました。こびりついたファイバーを指で剥がしながら
巻いてみます。
先日のビッグフックに追加して比較もしてみました。フェザントテール
独特の微細なふさふさの毛がほぼ無くなっています。
参考までにちゃんと染められたメーカー品と比較するとこんな感じ。
それぞれで、我流フェザントテールニンフを巻くとこうなります。
こりゃもう、違うマテリアルになっちゃいましたね。マテリアル本来の
構造を壊してしまったので、「染め」は失敗でしょうか…。ただ、色は
しっかり付いたようですし、巻いてみるとファイバー自体の強度が上
がったような気もします。ニンフだけでなくドライのボディ材としても
使えるかもしれません。
それにですね。良いフライかどうかを決めるのは、お魚さんです。
取りあえず、何本か巻いてみました。(前回同様、フェザントテール
ニンフ14番とレッドタッグニンフ16番です。)
<左の4個が今回のフライ、右のは前回巻いたもの>
染色ニンフを持って、今回は、今年の竿納めも兼ねてTOKYOトラウ
トカントリー(TTC)に行ってテストしてみました!
<2022.12.29 TTC、晴れ 1~4℃、寒かったです…>
管理人の方も「今日はたぶん厳しいですよ」と太鼓判付き(?)のTTC
ですが、最近は、禁漁のパーマークが付いた「雑魚(笑)」も釣れてしま
うということで、釣れてしまったら即リリースしましょう。
早速下流域に移動して、9時頃テスト開始です。
入渓点から少し下流へ歩くと、大岩の陰に脇から水も流れ込んでい
る「巻き」がありますので、まずは、モスグリーンボディのレッドタッグ
ニンフを使ってみることにします。
最初のポイントでいきなり来ました!
ここでは、大物とも言える尺オーバーのニジマスです。
同じポイントですが、下流から見るとこんな感じです。
ここでは、5回ヒットして、3尾釣れました。染色フライ効きますね!
気温もですが、水温も相当低いので、こういう魚の溜まり場を見つけて、
ニンフを流れの底の方に流し入れるのが、魚に出逢う良い戦略なのか
もしれません。
次に見つけた溜まり場は、こちらです。
ここでは、途中からモスグリーンのフェザントテールニンフに変更して
4尾の魚と出逢えました。(一尾は小さいですが禁断の「雑魚」でした。)
サイズはともかく厳しいTTCで、これだけ気持ち良く釣れるのは、私に
とって新鮮な喜びでした。他のフライでも、釣れたのかもしれませんが、
失敗したと思われた染色フェザントテールで巻いたフライが、魚たちに
認められたと実感しました。
11時半には、一端管理棟/レストランに戻って、お昼にしました。
私はいつものキーマカレーですが、チキン野菜スープとコーヒーのサー
ビスまで付けて頂きました!
暖まったので、午後は、上流を目指します。
上流域では、途中で一尾追加できましたが、1時間ほどで管理棟そば
まで引き返してくると、こちらのポイントが空いていたので、入らせてい
ただきます。
すぐ横から、提灯釣り(カッコつけて言うとチェコニンフィング?)みたい
に釣ります。流れ込みは結構深いので、流心を避けて、フライを自然に
川底に導いてあげると、魚に出逢うことができます。
ここでも、6尾釣れました!
14時には谷はすっかり影に入り、寒くなってきたので、終了としました。
1日を通してほぼ染色フライで、14尾の釣果でした。
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まだまだ厄介な日々が続きますが、皆さま良いお年をお迎えください!
この記事へのコメント
禁漁期間中の魚が意図せず釣れてしまった場合、速やかにリリースしなければなりません。写真撮影することは採捕にあたるため違法です。
Posted by 渋谷 at 2022年12月31日 08:16
> 渋谷さま
即リリースは行いましたが、配慮に欠けていました。
加工画像も削除させていただきました。
以後、気を付けます。
即リリースは行いましたが、配慮に欠けていました。
加工画像も削除させていただきました。
以後、気を付けます。
Posted by jbopper at 2022年12月31日 09:01