2022年11月26日
百均ラバースカートでニンフをもうひとつ
<ラバースカートをボディに使ったニンフ>
以前、百均のラバースカートをボディ下に仕込んだニンフをご紹介し
たのですが、今回はオレンジ色っぽい赤のラバースカートをそのまま
ボディにしてみました。
※ フェザントテイルニンフの場合は、ボディがフカフカになってフェザン
トテイルが切れ易くなったようなので、その後、瞬間接着剤を塗布し
てからフェザントテイルを巻くように変更しています。
<命名:ラバーボディ・ニンフ、16番です>
これがですね、結構綺麗なボディになるんですよ。
手早く巻けるし、早速、秋川湖でも試してみましたが、大雨の後の厳し
い状況下でしたが、一番魚の反応が良かったみたいです。
<秋川湖の40cmオーバーのニジマス>
最後にビデオ版も掲載しますが、ポイントを押さえつつタイイングを
ご紹介します。
<ラバーボディ・ニンフ(Rubber-bodied Nymph)>
・ フック: Maruto c46FWBL#16
・ ビーズヘッド 5/64''
・ スレッド:Uni 8/0 ダークブラウン
・ ボディー:ラバースカート赤単色
・ ソラックス:ピーコック・ハール(Dyed Orange)
・ テール/レッグス:ヘンハックル(Brahma Natural)
オレンジのラバースカートは単色の物(まだら模様のもあります)を使
い、固定時は最初は伸ばさず留め始めて、徐々に引っ張りながら後ろ
に巻いて、もう一度スレッドを前方に戻してきてから、余分なラバーを
引っ張ってカットします。しっかり固定しないと、ボディが破綻すること
もあります。
上からテールを付けて、ラバーを止めた場所を更に固めてしまいます。
ラバー自体は、適度に引っ張りつつ、重ならないように綺麗に巻き上
げます。(少しくらい余白が空いても大丈夫です。)色の変化で体節が
見えるような綺麗なボディになります。
更に強度と見た目アップのためにUVレジンを塗ります。ただ、ラバー
マテリアルのためなのか、後でレジンが剥がれてしまうことがあるよう
です。それでも、ラバー間の余白とテール部との境目にレジンが入り
込んでくれると強度も増すかと思います。
ピーコックハールを2、3回巻きます。
ヘンハックルでレッグを付けますが、羽根1枚の先端をファイバーの根
元からカットして、左右3~4本のファイバーを残して他は後ろに掻き下
げて、それを持ち替え、両脇から被せるようにして、スレッドをビーズ
ヘッドとの境目に上から降ろすように1回巻いて仮留めします。(この羽
根は他のフライにも繰り返し使います。)
スレッドはそのままでハックルを引っ張ってレッグの長さを調整してから、
しっかりと巻き留めます。
ヘンハックルをカットしてウィップフィニッシュすれば、完成です!
黒バージョンも巻いてみましたが、効果のほどはこれからです。
### ビデオ版でもどうぞ! ###
パッケージも再掲載しておきます。
Posted by jbopper at 17:50│Comments(2)
│ニンフフライ
この記事へのコメント
こんにちは
色々とFLYの作り方を紹介していただき
ありがとうございます、毎度参考にしてましたが
今度は巻いてみようかと思います
毎週の管釣り・・いいテストですね。
では又。
色々とFLYの作り方を紹介していただき
ありがとうございます、毎度参考にしてましたが
今度は巻いてみようかと思います
毎週の管釣り・・いいテストですね。
では又。
Posted by TATA GP
at 2022年11月26日 20:56

> TATA GP さん
こちらこそ、毎度ありがとうございます。
もっと行こうと思えば行けるのですが、渓流でも管釣りでも、
週一が体力的にも今はちょうど良い感じです。
このフライはお勧めできます。お試しあれ!
こちらこそ、毎度ありがとうございます。
もっと行こうと思えば行けるのですが、渓流でも管釣りでも、
週一が体力的にも今はちょうど良い感じです。
このフライはお勧めできます。お試しあれ!
Posted by jbopper
at 2022年11月27日 10:39
