2024年12月01日
コンデジ vsスマホ?…養沢で試してみた
<2024.11.29 養沢毛鉤専用釣り場、晴れ 8~15℃、平水>
<下養沢橋を振り返る、Pixel 9で撮影>
先日4年ぶりにスマホを新調しました。前のスマホが不調で急な買い替え
だったため、近くのショップで在庫があり、なるべく小型という条件で買っ
たのはGoogle Pixel 9です。確かこれって、CM(消しゴムマジックとか)
でもそれなりに写真の品質を謡っている機種ですよね…。
こりゃもう長年釣行時に愛用してきたソニーのコンデジ(初代RX100)から
卒業する時が来たのかなと思い、今年最後の養沢で試してみることにし
ました。
今回、写真はスマホ主体で釣行してみて、できれば比較写真も撮ってみ
て、今後の方針を決めることにしました。釣行時の使い勝手と写真の品
質は重要ですからね。
<スマホは専用ケースとカメラ部のガラスフィルムを施工済み>
さて、養沢は12月1日まで区間限定の営業で、その最後の週ということも
あって、金曜日なのに結構な人が集まっていました。
それでも8時20分頃の入渓時、下弁天から橋の下をくぐったポイントが空
いていたので、こちらから釣り始めることにします。
しかし、もうすぐ禁漁でそんなに放流もないでしょうし、橋のそばの淵の中
にはほとんど魚影はなく、居る魚もフラフラ泳いでいるだけで、私のニンフ
には興味がないようです。
それでも、すぐ上流の流れの中には、やる気のある魚を見付けました。
こちらで、2尾のニジマスが釣れました。
<こちらは2尾目のニジマス>
この後ゆっくり11時前まで掛けて西野橋辺りまで釣り上がりましたが、人が
多くて魚が少ない状態で、小さなニジマス1尾を追加できただけでした。
一端早めのお昼のために管理棟まで戻る道すがら、Pixel 9とRX100で
ちょっとした撮り比べをしてみます。10年以上前に登場したコンデジと比べ
るのはどうかなと思いながら紅葉の道を撮ってみました。
逆光でハレーションが起こりやすい状況でも、Pixel 9は上手に処理してい
て、何より空の青や紅葉の赤がとても綺麗です。何となく「作られた感」は
否めませんが、最近のスマートフォンは絵造りがとても上手なカメラと言え
るのかもしれません。
更にヘタな写真ですが作例ペアをもうひとつ…
<Pixel 9の横の光の筋は、ガラスフィルムの反射かな?>
沿道からの沢を撮った写真です。保存ファイル自体の解像度はRX100
の方が高く設定されていますが(5472 x 3648 vs 4080 x 3072)、Pixel
9の画像の方はHDRも良く効いていて水面の白飛びも少なく、全体にくっ
きりしていて、橋の下の釣り人の様子もはっきり見えます。
両方の写真上部の橋の右側部分を切り出して拡大してみます。
下のPixel 9の画像ピクセルは等倍で、それに合わせてRX100の画像を
切り取りました(Pixel 9の方が広角です)。実際にはRX100の元画像の
ピクセル数の方が多いのですが、画質的にはPixel 9の方が優位に見えま
す。
RX100は1インチイメージセンサーを使い有効画素数2020万ですが、
Pixel 9の背面カメラ部にはサイズは劣るものの5000万画素(ワイド)と
4800万画素(ウルトラワイド)のふたつのイメージセンサーが使われてい
ます。Pixel 9では保存画像の解像度の選択肢がない(Proにはあるよう
です、ただ4:3とそれをクロップした16:9の画像選択はあります)のですが、
画像解像度は低くても、イメージははっきり表現できているようです。
まあ、デジタル利用主体で、大判印刷でもしない限りは、この解像度でも
問題はないでしょう。
紅葉の写真をもう一枚。
色は好みですね。ここでも、Pixel 9の方がワイドに撮れているのが判りま
す。それより、こういう写真は例の機能を試してみたくなりません?(笑)
<消しゴムマジックを使ってみた…どこが変わったか判りますか?>
消しゴムマジックは、スマホ上で写真を選んで「編集」⇒「ツール」⇒「消し
ゴムマジック」を選ぶと、まずは消す部分の候補を自動で探してくれて、
「消す」を選べばでき上がりです。個人的にはこのように写真を加工する
のは、事実を曲げるようでちょっと抵抗があるのですが、便利は便利です
ね。(AIで画像加工ばかりしていると、Fakeへの抵抗感もなくなってしまう
ような気がする…苦笑。)
<難しいライトの下で撮影…このカップ麺は美味でした>
<下養沢橋を振り返る、Pixel 9で撮影>
先日4年ぶりにスマホを新調しました。前のスマホが不調で急な買い替え
だったため、近くのショップで在庫があり、なるべく小型という条件で買っ
たのはGoogle Pixel 9です。確かこれって、CM(消しゴムマジックとか)
でもそれなりに写真の品質を謡っている機種ですよね…。
こりゃもう長年釣行時に愛用してきたソニーのコンデジ(初代RX100)から
卒業する時が来たのかなと思い、今年最後の養沢で試してみることにし
ました。
今回、写真はスマホ主体で釣行してみて、できれば比較写真も撮ってみ
て、今後の方針を決めることにしました。釣行時の使い勝手と写真の品
質は重要ですからね。
<スマホは専用ケースとカメラ部のガラスフィルムを施工済み>
さて、養沢は12月1日まで区間限定の営業で、その最後の週ということも
あって、金曜日なのに結構な人が集まっていました。
それでも8時20分頃の入渓時、下弁天から橋の下をくぐったポイントが空
いていたので、こちらから釣り始めることにします。
しかし、もうすぐ禁漁でそんなに放流もないでしょうし、橋のそばの淵の中
にはほとんど魚影はなく、居る魚もフラフラ泳いでいるだけで、私のニンフ
には興味がないようです。
それでも、すぐ上流の流れの中には、やる気のある魚を見付けました。
こちらで、2尾のニジマスが釣れました。
<こちらは2尾目のニジマス>
この後ゆっくり11時前まで掛けて西野橋辺りまで釣り上がりましたが、人が
多くて魚が少ない状態で、小さなニジマス1尾を追加できただけでした。
一端早めのお昼のために管理棟まで戻る道すがら、Pixel 9とRX100で
ちょっとした撮り比べをしてみます。10年以上前に登場したコンデジと比べ
るのはどうかなと思いながら紅葉の道を撮ってみました。
逆光でハレーションが起こりやすい状況でも、Pixel 9は上手に処理してい
て、何より空の青や紅葉の赤がとても綺麗です。何となく「作られた感」は
否めませんが、最近のスマートフォンは絵造りがとても上手なカメラと言え
るのかもしれません。
更にヘタな写真ですが作例ペアをもうひとつ…
<Pixel 9の横の光の筋は、ガラスフィルムの反射かな?>
沿道からの沢を撮った写真です。保存ファイル自体の解像度はRX100
の方が高く設定されていますが(5472 x 3648 vs 4080 x 3072)、Pixel
9の画像の方はHDRも良く効いていて水面の白飛びも少なく、全体にくっ
きりしていて、橋の下の釣り人の様子もはっきり見えます。
両方の写真上部の橋の右側部分を切り出して拡大してみます。
下のPixel 9の画像ピクセルは等倍で、それに合わせてRX100の画像を
切り取りました(Pixel 9の方が広角です)。実際にはRX100の元画像の
ピクセル数の方が多いのですが、画質的にはPixel 9の方が優位に見えま
す。
RX100は1インチイメージセンサーを使い有効画素数2020万ですが、
Pixel 9の背面カメラ部にはサイズは劣るものの5000万画素(ワイド)と
4800万画素(ウルトラワイド)のふたつのイメージセンサーが使われてい
ます。Pixel 9では保存画像の解像度の選択肢がない(Proにはあるよう
です、ただ4:3とそれをクロップした16:9の画像選択はあります)のですが、
画像解像度は低くても、イメージははっきり表現できているようです。
まあ、デジタル利用主体で、大判印刷でもしない限りは、この解像度でも
問題はないでしょう。
紅葉の写真をもう一枚。
色は好みですね。ここでも、Pixel 9の方がワイドに撮れているのが判りま
す。それより、こういう写真は例の機能を試してみたくなりません?(笑)
<消しゴムマジックを使ってみた…どこが変わったか判りますか?>
消しゴムマジックは、スマホ上で写真を選んで「編集」⇒「ツール」⇒「消し
ゴムマジック」を選ぶと、まずは消す部分の候補を自動で探してくれて、
「消す」を選べばでき上がりです。個人的にはこのように写真を加工する
のは、事実を曲げるようでちょっと抵抗があるのですが、便利は便利です
ね。(AIで画像加工ばかりしていると、Fakeへの抵抗感もなくなってしまう
ような気がする…苦笑。)
<難しいライトの下で撮影…このカップ麺は美味でした>
さて、釣行に戻りましょう。
早めのお昼を済ませた後は、管理棟そばの区画に入りました。
フライ交換も頻繁にしてみましたが、釣れるのは落ち葉ばかりで、しばらく
全く反応はなくて…、
少し下流のあの赤印の流れに気が付いた後にやっと釣れました。
魚の写真もまずまずですね。
※ 自宅でこの魚の写真を後から見ると、ファイル名が「.MP.JPG」となっていて、
何だろうと調べてみると、動きがある被写体に対しては、「トップショット」という機
能が自動で起動して、前後の8枚くらいが連射され、その中からベストショットを
選ぶことが可能になるのだそうです。魚の口の開き具合や水紋の様子とかで画像を
選ぶことができるのは便利かもしれませんね。
更に下流のゆっくりな流れでフライを流してみると、フライを見て逃げる魚
がいました。こりゃ、厳しい訳です(…汗)。
やっぱり流れの中のやる気のある魚を探すのが良いようです。
更に下流へ移動しました。
<曇り空でもまずまずの画質ですね>
ここでは2尾追加できて、更にひとつ下流の区画で、本日7尾目が釣れま
した。
この後、14時半頃に終了としました。
###
RX100 vs Pixel 9、釣行時使用カメラの結論としては、Pixel 9になりそ
うです。そもそもスマホは常時携帯するものですし、これだけの画質の写
真が撮れるなら、小型コンデジとは言えわざわざ重くてかさばるRX100
を持つ必要はありません。また、RX100は防水仕様ではないので、結構
気を使うのも事実です。(実際、過去に水没させて現行機は2台目です。)
Pixel 9には一応それなりの防水性能(IP68 準拠)があり、流石に水没さ
せては故障の原因になり得ますが、雨や水を浴びる程度なら大丈夫なは
ずです。
操作も慣れれば簡単です。ポケットから取り出して電源ダブルクリックで
カメラモードに、そして、その隣の音量アップボタンでシャッターを押せる
ように設定できるので、持ち替えることなくすぐ写真を撮れます。滑り止め
付きのカバーケースに入れたので落とす心配は軽減され、追加でストラッ
プも工夫すれば更に良いでしょう。
それより、最近、古いデジタル機器が身の回りに増えて、ちょっと始末を
考えなければならない状況に陥りつつあります…(汗)。実はRX100の
後継機(それでも10年前に発売)のRX100 III も所持していて、フライタ
イイングの写真撮りなどに重宝しているのですが(こちらは怖いので釣
りには持って行きません)、今後、RX100は使うことはないでしょう。色々
まとめて中古買い取りショップに行くか、それともメ〇カ〇でしょうか?
<こちらも揺らぐ炎の連射写真が自動撮影されてました>
早めのお昼を済ませた後は、管理棟そばの区画に入りました。
フライ交換も頻繁にしてみましたが、釣れるのは落ち葉ばかりで、しばらく
全く反応はなくて…、
少し下流のあの赤印の流れに気が付いた後にやっと釣れました。
魚の写真もまずまずですね。
※ 自宅でこの魚の写真を後から見ると、ファイル名が「.MP.JPG」となっていて、
何だろうと調べてみると、動きがある被写体に対しては、「トップショット」という機
能が自動で起動して、前後の8枚くらいが連射され、その中からベストショットを
選ぶことが可能になるのだそうです。魚の口の開き具合や水紋の様子とかで画像を
選ぶことができるのは便利かもしれませんね。
更に下流のゆっくりな流れでフライを流してみると、フライを見て逃げる魚
がいました。こりゃ、厳しい訳です(…汗)。
やっぱり流れの中のやる気のある魚を探すのが良いようです。
更に下流へ移動しました。
<曇り空でもまずまずの画質ですね>
ここでは2尾追加できて、更にひとつ下流の区画で、本日7尾目が釣れま
した。
この後、14時半頃に終了としました。
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RX100 vs Pixel 9、釣行時使用カメラの結論としては、Pixel 9になりそ
うです。そもそもスマホは常時携帯するものですし、これだけの画質の写
真が撮れるなら、小型コンデジとは言えわざわざ重くてかさばるRX100
を持つ必要はありません。また、RX100は防水仕様ではないので、結構
気を使うのも事実です。(実際、過去に水没させて現行機は2台目です。)
Pixel 9には一応それなりの防水性能(IP68 準拠)があり、流石に水没さ
せては故障の原因になり得ますが、雨や水を浴びる程度なら大丈夫なは
ずです。
操作も慣れれば簡単です。ポケットから取り出して電源ダブルクリックで
カメラモードに、そして、その隣の音量アップボタンでシャッターを押せる
ように設定できるので、持ち替えることなくすぐ写真を撮れます。滑り止め
付きのカバーケースに入れたので落とす心配は軽減され、追加でストラッ
プも工夫すれば更に良いでしょう。
それより、最近、古いデジタル機器が身の回りに増えて、ちょっと始末を
考えなければならない状況に陥りつつあります…(汗)。実はRX100の
後継機(それでも10年前に発売)のRX100 III も所持していて、フライタ
イイングの写真撮りなどに重宝しているのですが(こちらは怖いので釣
りには持って行きません)、今後、RX100は使うことはないでしょう。色々
まとめて中古買い取りショップに行くか、それともメ〇カ〇でしょうか?
<こちらも揺らぐ炎の連射写真が自動撮影されてました>