秋川ライフ

＜2022.11.4 FISH ON! 鹿留、晴れ15～18℃＞

FISH ON! 鹿留に行ってきました。今年2月以来です。



7時半に家を出て、ドライブ中に頂に雪をまとった富士山が見えました。


＜紅葉が出迎えてくれます。＞

今回もデイタイムチケット（9時～15時、割引価格3600円）を買って、9時
スタートです。

早速、上流部に行きますが、駐車場には結構車があり、更に上流のネイ
ティブエリアでも既に釣り人が数名います。空いていた流れでニンフのセッ
トアップをして釣り始めますが、開始早々、一番大きな淵のポイントが空く
のが見えたので、迷わず移動です。



沈んでいる魚が一杯見えます。こちらのエリアでも、沿道が崩落した場所ま
ではしっかり放流されているということです。タックルの準備はできているの
でインジケーターの位置だけ調整して、川辺に降りる途中から、岩裏のゆっ
くりな反転流にフライを投げ込んでみます。

…すると、魚がこちらに寄ってきて、身体の向きを変えるのがはっきり見えま
した。インジケーターが動いてないことなど無視して合わせを入れます！



いきなり、尺イワナ（32cm）でした！上々の出だしです。



さて、この淵は深く、2つの速めの流れとその間の複雑な流れを経て、最後
に急に駆け上がっています。両側の大岩の陰には、それぞれゆっくりした反
転流もあります。手前の反転流から始めて、徐々にメインの流れとその間を
攻めますが、これが結構厄介です。

沈める釣りで、インジケーターとフライの距離は1.5mほどですが、この複雑
な流れでは、フライを魚の居る「タナ」に送り込むのは至難の業です。フライ
のそばには練オモリも付けていますが、単純に仕掛けを流すだけだと、多少
のメンディングを入れても、すぐにインジケーターの後ろでフライが引っ張ら
れる形になって深くまでは届きません。

フライと練オモリがインジケーターより先行して流れに沈み込んで行くように
すれば、狙っているタナにフライを届ける事ができますが、アップクロスの状
況では大きくライン操作をする必要があるようです。色々試してみて、一番効
果的だったのは、ロールキャストで狙っているポイントの少し上流奥にフライ
を投げ込んでから、すかさず上流側へ大きくメンディングを入れて、ライン全
体を上流にもう一度打ち直してしまうやり方でした。この時、フライと練オモリ
は引きずるように水中に残しておいて、インジケーターはラインと一緒に浮か
して動かして、フライの上流側に落ちるようにします。ラインの形が、ラインか
らインジケーター、そして、水中のフライまで流れの方向と合うように置きなお
せれば、フライはオモリと一緒に自然に流れの深みまで潜って行きます。

必要に応じて、ラインが手前の流れに引っ張られないように細かなメンディン
グを入れてあげれば、フライはタナをナチュラルに移動して行くはずです。

そんな形で、☆印から出てくれたのは、元気いっぱいの…



もう一尾の尺イワナでした！良い引きでした。

そんなこんなで、この淵を11時まで堪能して、7尾の釣果を得たので、一端
クルマまで戻ることにしますが、駐車場そばの流れを見て、追加できるか挑
戦することにしました。



手前側の流れでは、反応があまり良くなかったので、一番奥の流れをロング
キャストで攻めてみると、ヒットします！

何とか、あの岩の下流側に誘導してやり取りした後に、ネットインしたのは…、



綺麗なニジマスでした！午前中は、テールレス・フェザントテイルニンフがヒッ
トフライでした。

さあ、お昼にしましょう。



＃＃＃

午後は、鹿留湖に移動します。



銘木ネットからラバーネット、3番ロッドから7番ロッドに持ち替えて、空いて
いた対岸で釣ることにします。唯一回っていた水車の周りは魚たちの格好の
付き場でしょうし、水車に向かってロールキャストの精度を上げる練習にもな
ります。（バックキャストはできない場所です。）

実際、水車の周りの木々や茂みギリギリにフライを落とすと、釣果がありました。



こちらは、本日のツ抜けの一尾です。



こちらは、15尾目です。
午後のヒットフライは、シースルーニンフ でした。

練習の方ですが、ロールキャストでフォワードキャスト時にしっかりストップを
入れることと、それに合わせたホールのタイミングを確認することができまし
た。

14時半、16尾目を釣って、まだ少し時間がありますが、切り上げることにしま
した。



とても充実した一日でした！