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2021年02月06日

フォーム系インジケーターの浮力検証実験

1月末、あるものが届きました。

格安フォーム材
<2カ月ぐらい待ちました…(汗)>

こちら、中国製の格安フォーム材。
A4サイズ、12色、24枚入りで1000円ちょっとです。
フライやフライパッチを作ったり、色々使えそう!
そして、もうひとつ、試してみたいことがありました。

リバーピーク・インジケーター
<直径10mmの円が連結、表面ビニール、裏面は粘着テープ>

こちら、以前入手したフォーム材のインジケーターなのですが、
使い物にならず、ずっと放ったらかしにしていたものです。

※ 小さなニンフを沈めて釣るのに使ってみたら、浮力が
  足りずにすぐに沈んでしまいました。

ポンチで丸をたくさん作ります

以前、皮革加工用に入手したポンチで、オレンジのフォーム
材の円形をたくさん作り、表面の両面テープで張り付けられ
たビニールを慎重に剥がして、代わりに貼り付けました。

フォーム系インジケーターの浮力検証実験

念のため、車ボディ用撥水コーティング剤(試供品)を吹いて、
なじませて、更なる浮力確保(かな?)。

調子に乗って、ついでに、こんなのも…

自作インジケーターその1

こちらは、完全自作。片面に両面テープを付けて、現場で貼り
合わせれば、使えます。

更に、こんなやつも…。

自作インジケーターその2

20mm幅の布用両面テープをフォーム材に貼って、そのまま
適当にカットしただけの自作インジケーターです。

※ いずれも撥水コーティングしました。

これだけ作ると、本当に浮くのか気になりませんか?(笑)
私の中で、実験君が目覚めます!
管釣りで試せば一番速いのですが、このご時世、ステイホー
ムでやってみましょう。(その方が細かな比較もできますね。)

まず、実際にどれほどの重さを支えるのかを、デジタルキッチ
ンスケールで測ってみます。

小さなニンフたち

流石に1個では測れず、10個乗せてみると、トータル0.9gで
1個あたり 0.09g。でも、練オモリを追加することもあるので、
それ以上ですね。

以前大量に巻いたマラブーフライでもやってみます。

マラブーフライ10個のウェイト

1個当たり 0.12g。これぐらいが、私が普段沈める釣りでかけ
ているマックスの重さだと考えられます。(これより重い場合は、
異なるインジケーターを使います。)

このマラブーフライと、5Xティペットを使って、実験装置を作って
みました。

実験装置
<釣り〇鹿丸出しの実験装置!(爆)>

① ティペットをジョッキ(水差し?)の真上からたらして、フラ
  イを真っすぐ落とすことができるようにします
② ティペットの先には、インジケーター
③ 更にその先には、マラブーフライがあり、フックベンドに
  ティペットが追加されています
④ フックベンドからのティペットをジョッキの底に沈むハックル
  プライヤーの輪っかに通して…
⑤ 上から引っ張るとフライの下から力が加わります

さて、実際の実験には、以下のインジケーターを使います。

実験対象のフォーム系インジケーター

オービスのフォームインジケーター:私が管釣りなどで最も
  よく使うフォーム系インジケーター。以前、米国出張の度に
  オービスショップで購入していましたが、定年退職後、その
  在庫が減ってきて、後釜を探しています。いつもは半分に
  カットしたものを使います。今回の実験では、これを標準とし
  て比較します。

フォーム系インジケーターの浮力検証実験
 <こちらはオービスのインジケーターの浮き方>

リバーピーク・インジケーター:上記の改造を施した丸い
  インジケーター
自作インジケーターその1:2枚の円形フォーム材を貼り
  合わせただけのインジケーター。
ストライクディテクター・ハイフロート:こちらは、KEN-
  CUBEさんで購入しましたが、ティムコの同名製品と同じも
  のだと思われます。13mm × 25mmの物を半分にカットし
  て貼り合わせると、約7mm × 12mm となります。
自作インジケーターその2:貼り合わると、約9mm × 12mm
  となるシンプルな自作インジケーター。

各インジケーターを落下・沈没させ、途中で指で揉んで水を含ま
せようともしました。

各インジケーターの浮かび方
<各インジケーターの浮かび方>

上のオービスの写真と比べるといかがでしょう?
詳しい実験の模様と結果は、ビデオをご覧ください!



実際の「後釜」を特定するには、やはり実釣が必要でしょうが、
凄く参考になりました!(と言うか、実験は素直に楽しかった!)




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