2020年05月24日
「布えのぐ」でマテリアル簡単染色
タイイングマテリアルには、染色されているものが数多く
あります。(いわゆる「ダイド」うんちゃらですね)。
布用の染料なら、タイイングマテリアルの染色もできるの
かもしれませんが、コスパ面でもかかる手間でもそう簡単
ではありません。
さて、話はちょっと飛びますが、昨シーズン、釣行用に安
い手袋を購入したのですが、海釣り用だったのか、色が
鮮やか過ぎて(薄い水色に紺の迷彩波模様)、渓流では
渓魚に自分がいることを手を振って教えているようなもの
です。もっと森林フレンドリーな色にしたいと思って、ネット
通販で探してみると、「布えのぐ」というのを見つけました!
<何か汚くなった?めくった色がオリジナルカラーです。>
1本300円弱だったので、希釈剤も含めて5本買ってみま
した。もちろん、タイイングマテリアルにも応用できないか
という目論見です。
手袋の染色は上手く行ったとは言えないレベルかもしれ
ませんが(一応、渓流で目立たなくする目的は果たせた
かな?…汗)、手袋で使ってみて、何となくこの絵具の特
性も判ってきたので、タイイングマテリアルにも挑戦して
みました。
ナチュラルカラーのフェザントテールにモスグリーン色を
乗せてみます。
あります。(いわゆる「ダイド」うんちゃらですね)。
布用の染料なら、タイイングマテリアルの染色もできるの
かもしれませんが、コスパ面でもかかる手間でもそう簡単
ではありません。
さて、話はちょっと飛びますが、昨シーズン、釣行用に安
い手袋を購入したのですが、海釣り用だったのか、色が
鮮やか過ぎて(薄い水色に紺の迷彩波模様)、渓流では
渓魚に自分がいることを手を振って教えているようなもの
です。もっと森林フレンドリーな色にしたいと思って、ネット
通販で探してみると、「布えのぐ」というのを見つけました!
<何か汚くなった?めくった色がオリジナルカラーです。>
1本300円弱だったので、希釈剤も含めて5本買ってみま
した。もちろん、タイイングマテリアルにも応用できないか
という目論見です。
手袋の染色は上手く行ったとは言えないレベルかもしれ
ませんが(一応、渓流で目立たなくする目的は果たせた
かな?…汗)、手袋で使ってみて、何となくこの絵具の特
性も判ってきたので、タイイングマテリアルにも挑戦して
みました。
ナチュラルカラーのフェザントテールにモスグリーン色を
乗せてみます。
防水仕様の紙袋の上に絵具を出して、希釈剤(専用メディ
ウム)を混ぜ合わせます。(水を加えても使えるようです。)
<こちらは、ビフォー・アフターです>
乾いた「お手拭き」(コンビニでくれるやつ)に絵具を少しだ
け浸して、マテリアルの上を何度か滑らせて、塗っていき
ます。一度に絵具を付け過ぎると、ボテッとなってしまうの
で、薄~く塗り延ばすのがコツです。手袋の経験からこれ
だけでも充分色移りすることは判っています。
ぶら下げて乾かしますが、絵具でファイバー同士がくっつ
いてしまっている場所があったので、軽くしごいて分けて
あげました。
早速、フェザントテールニンフを巻いてみました。
(作り方のリンクは、こちら です。)
<同じマテリアルですが、左のがダイドオリーブ!>
これは使えそうですね。うまく行きました!
次は、ヘンハックルで試してみます。
赤系で行ってみましょう。
同じように塗ってみましたが、途中で一工夫…。
半分、じゃぶじゃぶ水に入れてみます。
<とても綺麗に色は乗っていますが…>
右端のだけは、水洗浄をしていません。やはり、ヘンハッ
クルの微細なファイバーは、絵の具が接着剤のようになっ
て、くっついてしまいます。乾く前に洗浄した方は、慎重に
扱えばファイバーを分けることができました。もちろん、色
も、ちゃんと着いています。ただし、まだくっついている場
所もありますし、フライを巻くには、満足な出来とは言えま
せん。洗浄にもっと工夫すれば、何とかなるかもしれませ
ん。(フェザントテールでも水洗浄すれば、もっとうまく行く
でしょう。)
この簡易染色、できるマテリアルを選びそうですが、可能
性は充分ありそうです。(さて、次は何で試そうかな?)