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2017年11月02日

フルーガー・プログレス・リール

最近、タックルの購入は控えめにしている(?)私ですが、
オークションサイトで渋いリールがあったので、思わず
プチっとしてしまいました…(汗)。

Pflueger Progress 60

こちらは、ヴィンテージとは言え、価格もお手頃なフルー
ガーの "プログレス(Progress)" リールです。(米国で
なら状態にもよりますが、数千円で見つかります。)

Pflueger Progress 1783

釣りの世界ではブルドッグのトレードマークはソースじゃ
ありませんよ。

Pflueger Progress Reel Foot
<PFLUEGER / TRADE《ブル》MARK / PROGRESS / MADE IN U.S.A.>

さて、このスタイルのリールはスケルトン(骸骨)リールと
呼ばれるのだそうですが、大きく打ち抜かれた穴の開い
たスプールと背伸びしたリールフット(レイズド・ピラー)、
リベットなどを使った独特の組み立て方が特徴です。

こちらは、メーカー不明の小型スケルトンリールです。

Skeleton Reel Maker Unknown
<数年前に Bantyバンブーロッド用に購入したもの>
19世紀末から20世紀前期に掛けて、米国では結構人気
だったようですが、英国ではあまり流行らなかったらしい
です。つまりスケルトンリールを見たら、ほぼ米国製と考
えて良いでしょう(例外もあるらしい…)。ひょっとしたら、
アメリカで流行ったのは、安くて、軽くて、頑丈という特徴
が、合理的なアメリカ人の国民性にもマッチしていたから
なのかもしれません。(一方この時代の英国リールだと、
ソリッドなブラスリールやハーディーとか、どっしりしたも
のを思い浮かべてしまう私です。)

Pflueger Progress
<まさに「骨皮筋衛門」ですね>

ちなみに元祖スケルトンリールで有名なのは、メイセル
バック(Meisselbach)という米国メーカーだそうで、プロ
グレスに結構似ているものもあるらしい…。(って、パクっ
たのは、フルーガーの方でしょうね?)

Pflueger Progress
<機構もしっかりしていて、歯切れよくクリックします>

スケルトン仕様のプログレスをネットで調べると、1950
年代まで製造されていたようです。以前、メダリストの
リサーチをした時
に判ったフルーガーファミリーが米国
オハイオ州で会社を構えていた時期と重なりますね。
当時もプログレスは、メダリストの1/3位の価格だった
ようで、やはり廉価版リールだったのですね。

Pflueger Progress

銅製の本体フレームにアルミ製のスプールで、6つのバリ
エーションがあるのだそうです。

・ 1193 : 60ヤードライン仕様、ニッケル総仕上げモデル
・ 1183 : 60ヤードライン仕様、ガンメタル総仕上げモデル
・ 1783 : 60ヤードライン仕様、ガンメタルフレーム
                   +ニッケルスプールモデル
・ 1194 : 80ヤードライン仕様、ニッケル総仕上げモデル
・ 1184 : 80ヤードライン仕様、ガンメタル総仕上げモデル
・ 1784 : 80ヤードライン仕様、ガンメタルフレーム
                   +ニッケルスプールモデル

ということは、このリールは、1783モデルということになり
ます。でも、バリエーションと言っても、2つのラインキャパ
とフレームとスプールの色の組み合わせの違いだけです
ね…。(汗)

Pflueger Progress

販売当初もオークションでも安いリールかもしれませんが、
時を経ると、相応に味わいが出てきて、バンブーロッドとか
との相性も良さそうです。

ー あ~あ、いつかプログレスのような釣り人になりたい…




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