秋川ライフ

昨日、飛行機に乗る前に空港で見つけた雑誌です…



Fly Fishermanという雑誌の特別号で、2016年の新製品の中で
特筆すべきものを特集しています。

何でもガイドさんたちが実際に使ってみた良い物を紹介するとか…
こういう特集は物欲を刺激される可能性もあり、危険をはらんで
いるとは承知のうえで、長い飛行中についつい読んでしまいました。

Sageが、「MOD」なる「MODERATE（ミディアム）」アクションの
新しい渓流用ロッドを出しています。でも、ラインアップは、すべて
9フィートということで、あまり国内渓流向けではありませんね。

リールでは、あのフルーガーメダリストが復活したようです。
それに私も愛用しているSage Clickシリーズはリニューアル。

ウェーダーでは、Patagoniaがフィーチャーされています。
2016年版は、色々工夫があるみたいですが、お値段がねぇ…



その他、ラインやティペット、ソルト用タックル、フロータントや
ランディングネット、ジャケットや衣類に至るまで、紹介されて
います。「Editor's Choice」マークは、特に編集部お薦めの
製品で、一応価格も考慮はされているようです。

また、5名のベテランガイドが個人で釣りに行く時に使っている
お薦めフライ装備の紹介記事もあります。それぞれのガイドが
得意とする状況でのタックルや装備紹介ですから、こちらは
結構説得力があります。暗い状況でのRed LEDライト（赤だと
魚をスプークしないのだそう）や、ガイド時にも常備している
ナイフの紹介は、一見釣りに直結しない物でも釣り〇鹿には
重要なことを物語っていて、興味深い記事になっています。

残念ながら、紹介しているのは米国製品中心で、日本製の
商品登場は米メーカーがOEMで使っているティペット（ナイロン
ティペットは日本とドイツしか製造していないとのこと）くらい。
今やフライフィッシングのひとつの様式として米国でも認識されて
いるテンカラロッドまで、すべて米国製品でした。（Tenkara
USA社製のロッドの長さが可変式のロッドが、Editor's
Choiceでした。）

毎年、釣り具メーカーは手を変え品を変え（笑）、新製品を出し
ては、私たちの物欲を刺激してくれますが、2016年のトレンドは、
ごちゃごちゃ新しいテクノロジーを組み合わせるのではなく、
シンプルで直球勝負の製品が多いことだそうです。

まあ、私も懐の具合をよ～く考えながら、物欲に振り回されない
ように、気を付けなくては！（笑）