秋川ライフ

先日アップしたウィスキーボトルから拝借したあの金属片を
使って他のフライに挑戦しました。まずは水中写真から。



3月号のフライフィッシャーに備前貢さんが、「スケチラ
（透かしてチラつかせる）のスタンダードパターン」を
ご紹介されてましたが、こちらは、言うなれば「スケチラ・
ニンフ」です。（パターン的にはヘアーズイヤですけどね。）

鈍く輝く金属のボディーをわざと腹部や胸部にチラつかせて
体節の模様を表現しようという目論見です。（それにしても、
我ながらニンフのタイイング下手です。）

作り方のキーは、薄い板状の鉛片を使うことですね。



これをですね。クルクルっとフックの真ん中に巻いてから



そのまま、スレッドで固定します。



ただし、できるだけ、金属部分には巻かないようにしました。
(チャームポイントの黄金色の肌が見えるようにしなくっちゃね。）
次にテール（ハックルの繊維を利用）を付けます。



そして、ダビング材（これはラスティオリーブ）を胸の
辺りまでたっぷり目に巻きますが、あえて金属の上は
さらっと巻いてます。そして、黒いゴミ袋の切れ端を留めます。



最後に若干色の違うダビング材（ラビットファーの入ったダーク
オリーブ）を多めにグルグルと巻いて、ゴミ袋ウィングケースを
留めてから、ヘッドを作って、フィニッシュです。



後は、入念にピックアウトすれば、出来上り！



上から見るとこんな感じ。何となく、透けて見えますよね。



試作品ですので、何本か巻けば、もう少しうまくなるでしょう。
釣れるかどうかは、シーズンに入ってからのお楽しみです。

＜写真追加：スケチラ・ニンフ軍団＞