2012年10月13日
自分への励みとして

釣りの合間にも色々あるのが人生…実は、今年渓流も盛期の頃、この歳に
して、まさかの転職を決意。渓流シーズンもラストスパートの頃、転職しました。
(理由は聞かないで下さい。納得できない状況に甘んじることができない性分
なのかもしれません…)
そんな私を迎え入れてくれた新しい職場にも慣れてきて、自分でも手応えを
感じている今日この頃です。
ただ、ふと考えてみると、転職のお祝いって誰からも貰ってません!
(そりゃあだって、私が好き勝手にやったことですものね…むしろ、こういう
状況にも全く動じず、私に任せてくれた奥さまに感謝すべきですね。)
奥さまへのプレゼントは別として、自分への励ましのメモリアルギフトを自ら探す
べく、例によって、海外ネットオークションを物色していました。(笑)
今回探したのは、比較的水量のある川で大き目の魚と渡り合えるロッド。
想定としては、本谷の強い流れで尺ヤマメと渡り合える8フィート前後、4、5番の
ロッドでした。
当初はグラファイトロッドを考えていたのですが、とあるロッドが目に止まり、
数日間じっくり考えた後、即売価格で「ポチッ!」としてしまいました。
そして、先日届いたのがこれです…

何やら、古めかしいロゴのロッドチューブ…

フタを開けると、真新しい真紅のロッドソックスに納められた亜麻色のバンブーロッド!
1970年代終わり~80年代初頭に製造されたと思われるR.L.Winston社のバンブー
ロッド。この時期のWinston社は、Tom MorganとGlenn Brackettが経営・製作の
指揮を取っていた時代で、このロッドも、ブラケット氏が製作したものと思われます。
※ ブラケット氏は、現在Winston時代の仲間と一緒に「Sweetgrass Rod」という工房を
構えています。彼のロッドが醸し出す雰囲気は、今も30年前も変わりませんね。
ロッドには、8フィート、4ozという記載はありますが、番手は記載されていません。
早速使ってみたのですが、SAのGPX、WF5番ラインでバッチリでした。(インプレは
明日にでも記事アップします。)GPXラインは、若干重めに設定されているので、
このロッドは本来6番手用なのかもしれません。
※ 実際もっと古いWinstonロッドには、この長さと重さの6番ロッドが存在していた
ようです。Winston社にとっても過渡期のロッドなので古いラインアップの仕様を
そのまま使っていたのかもしれません。

ハーフウェルのグリップに、ダウンロックなリールシート。

ブランクとバランスの取れた色のフェルール。入れた時もスッキリです。

ラッピング処理も大変丁寧で色もシンプル。これだけを見ると、このロッド、
未使用のようにも見えますね。(グリップは結構変色しています。)

Winstonバンブーですから、このロッドもフルーテッド・ホロー(中空構造)のはず。
当然同サイズのグラファイトロッドよりは重いですが、4oz(100gちょっと)ですから
一日振っても大丈夫でしょう。
ということで、早速今日試し振りに行ってきましたが、その模様はまた明日…
※ 今回の記事はコメントオフにします…まあ、明日の記事ではオンにしますので、
そちらでどうぞ!
<試し振りの記事はこちら>
Posted by jbopper at 21:30
│フライタックル