2008年08月20日
この木、何の木?
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実は、私のもうひとつの趣味はギターなのですが、
このギターの裏と横に使われている銘木が珍しいんです。

Pearwoodということで何と洋ナシ?!すごい模様でしょう?
(ある意味、花梨の親戚ですね。)
作者は、ジョージ・ローデンというアイルランドのギターの名工です。
ローデンギターの歴史は、色々と込み入った物語もあるのですが、
このギターは、30周年記念モデルとして30本作ったうちの1本です。
記念モデルのためにとっておきのストックを使ったらしいんですが、
Pearwoodは、メープルより硬く、加工が難しいということで、
カットアウェイにはしなかったということです。
この他にも板の接ぎ合わせ部分や装飾など細かい部分も美麗です。
カリフォルニア・レッドウッドを表面板に使い、Pearwoodとの
コンビネーションで生み出す音色は、鈴の音のような倍音を持ち、
ボリューム豊かな、独特の美しさがあります。
興味のある方用にスペックです。
<Lowden 30周年記念モデルF(2004年製)>
• 表面板:レッドウッド
• サイド&バック:キルティッド・ペアウッド(洋梨の木)
• ロゼッタ:アバロン(ローズウッド/シカモア/マホガニー/ウォルナット)
• バインディング:ブラジリアン・ローズウッド
• トップパーフリング装飾:シカモア/ローズウッド/ウォルナット
• 指板: エボニーにアバロンマーカーとターミネーション装飾
• 指板バウンディング:ブラジリアン・ローズウッドとペアウッド
• サドル&ブリッジ:ローズウッドのスプリットサドル、ピンレスブリッジ
• チューナー:ゴトー510(ゴールド、エボニーノブ)
• ネック:マホガニー・ウォルナット/ローズウッド5ピース
• ヘッドストック:ローズウッドヘッドプレートにアバロン・ロゴ

実は、私のもうひとつの趣味はギターなのですが、
このギターの裏と横に使われている銘木が珍しいんです。

Pearwoodということで何と洋ナシ?!すごい模様でしょう?
(ある意味、花梨の親戚ですね。)
作者は、ジョージ・ローデンというアイルランドのギターの名工です。
ローデンギターの歴史は、色々と込み入った物語もあるのですが、
このギターは、30周年記念モデルとして30本作ったうちの1本です。
記念モデルのためにとっておきのストックを使ったらしいんですが、
Pearwoodは、メープルより硬く、加工が難しいということで、
カットアウェイにはしなかったということです。

この他にも板の接ぎ合わせ部分や装飾など細かい部分も美麗です。
カリフォルニア・レッドウッドを表面板に使い、Pearwoodとの
コンビネーションで生み出す音色は、鈴の音のような倍音を持ち、
ボリューム豊かな、独特の美しさがあります。
興味のある方用にスペックです。
<Lowden 30周年記念モデルF(2004年製)>
• 表面板:レッドウッド
• サイド&バック:キルティッド・ペアウッド(洋梨の木)
• ロゼッタ:アバロン(ローズウッド/シカモア/マホガニー/ウォルナット)
• バインディング:ブラジリアン・ローズウッド
• トップパーフリング装飾:シカモア/ローズウッド/ウォルナット
• 指板: エボニーにアバロンマーカーとターミネーション装飾
• 指板バウンディング:ブラジリアン・ローズウッドとペアウッド
• サドル&ブリッジ:ローズウッドのスプリットサドル、ピンレスブリッジ
• チューナー:ゴトー510(ゴールド、エボニーノブ)
• ネック:マホガニー・ウォルナット/ローズウッド5ピース
• ヘッドストック:ローズウッドヘッドプレートにアバロン・ロゴ

Posted by jbopper at 21:53│Comments(3)
│その他・雑記
この記事へのコメント
こんばんは
素敵なギターですね。
一度音を聞いてみたいです。
ホントは弾いてみたいですが、弦張り替えのレフティーですので‥‥‥。
う〜〜ん、こういう記事を目にするとまた蒸し返しそうで‥‥‥。(笑
目の保養になりました。
素敵なギターですね。
一度音を聞いてみたいです。
ホントは弾いてみたいですが、弦張り替えのレフティーですので‥‥‥。
う〜〜ん、こういう記事を目にするとまた蒸し返しそうで‥‥‥。(笑
目の保養になりました。
Posted by sinzan at 2008年08月21日 00:36
洋梨!!
こんな綺麗なキルテッドを出すんですね、初めて見ました(^^)b
しかし・・・ギターの表面はシンプルな素杢、裏面にこんな美しい材木を持ってくるなんて
この職人さん品が良いです、江戸っ子だね!?
・・・アイルランドの人でしたか(笑)
こんな綺麗なキルテッドを出すんですね、初めて見ました(^^)b
しかし・・・ギターの表面はシンプルな素杢、裏面にこんな美しい材木を持ってくるなんて
この職人さん品が良いです、江戸っ子だね!?
・・・アイルランドの人でしたか(笑)
Posted by Kawatombo Ken at 2008年08月21日 08:05
> sinzanさん
sinzanさんもプレイヤーですか?
最近、私もぜんぜん弾いていません。
音は最高ですが、技術が伴ないません…
> Kawatombo Kenさん
アコースティックギターは工芸的な側面と楽器として音を出す
側面があります。
サイドとバックは固めの素材(ハカランダ、コア、メイプルなど)で
音を増幅させて、表面版はスプルースなどの柔らかめで
しかも柾目の素材で音を響かせて前面に出す役割があるようです。
sinzanさんもプレイヤーですか?
最近、私もぜんぜん弾いていません。
音は最高ですが、技術が伴ないません…
> Kawatombo Kenさん
アコースティックギターは工芸的な側面と楽器として音を出す
側面があります。
サイドとバックは固めの素材(ハカランダ、コア、メイプルなど)で
音を増幅させて、表面版はスプルースなどの柔らかめで
しかも柾目の素材で音を響かせて前面に出す役割があるようです。
Posted by jbopper
at 2008年08月21日 18:19
