2020年05月13日
新作アブフライ(プロトタイプ)
新作フライの創作…、対象の特徴を捉え、様々なマテリ
アルでそれを模し、形にしていく作業に時を忘れます。
今回の対象ですが、こちらは昨年6月1日の写真…
そして、こちらは2012年8月の写真…
アブや蜂は、渓でもよく見かけますが、私のフライボック
スには、これと言ってマッチしたフライはありません。私が
知っているパターンは、ロングリーダーティペットを操られ
るあの方(SNさん)使用のアブフライくらいでしょうか?
まあ、同じものを巻いても面白くないので、『アブの特徴を
シンプルに表現した新しいフライパターン』ができないかと
試行錯誤してみました。
ネットで実際のアブの画像をよく観察して、たどり着いた
のは、ボディにはフォーム材を使い、体節、腹部、複眼、
脚、羽根などの特徴を模倣したフライです。
何本か巻いてみて、やっと形になってきたので、今回は
このプロトタイプのアブフライを紹介します。
一番苦労したのは、腹部のリビングの巻き方で、イラスト
まで描いてしまいました(笑)。
赤はリビングが巻かれる部分、黒はスレッドワークです。
<アブフライ(Abu Fly)>
・ フック: Maruto d04 #14
・ スレッド: Uni 8/0 Black
・ ボディ: フライタイイングフォーム 2mm厚(Black)
・ リビング: Ultra Wire X-SM (Gold)
・ ダビング: Ice Dub UV (Black, 濃い色なら何でもOK)
・ レッグ: ディアヘア (Black)
・ ウィング: CDCフェザーティップ(各色)
巻き方の詳細は、ビデオを見ていただければと思いますが、
幾つかポイントです。

2mmのフォーム材を7、8mmの短冊状に切って、お尻側は
尖るようにカット。これを折りたたんで被せて、ボディにしま
す。また、脚にはディアヘア(黒)を使っています。

<この写真よりビデオのフライの方がもう少し良いかな?>
上のイラストのリビングの実際の写真です。当初は綺麗に
3回転させるのにたいへん苦労しました。この腹部には、
後でバーニッシュを塗ってリビングを補強します。

ウィングには、いつの間にか溜まっていたCDCフェザーの
ティップを利用しています。瞬間接着剤をスレッドに付けて
しっかり固定します。
実釣ができないので、使いやすさや強度とかは判りません
が、フライデザインの課題としては、色彩をもう少しどうにか
できないかということでしょうか?(マテリアルで難しければ
着色するしかないかな?)
巻き方は、ビデオでどうぞ。
早くフライの効果を試す日が来ますように!
・ フック: Maruto d04 #14
・ スレッド: Uni 8/0 Black
・ ボディ: フライタイイングフォーム 2mm厚(Black)
・ リビング: Ultra Wire X-SM (Gold)
・ ダビング: Ice Dub UV (Black, 濃い色なら何でもOK)
・ レッグ: ディアヘア (Black)
・ ウィング: CDCフェザーティップ(各色)
巻き方の詳細は、ビデオを見ていただければと思いますが、
幾つかポイントです。
2mmのフォーム材を7、8mmの短冊状に切って、お尻側は
尖るようにカット。これを折りたたんで被せて、ボディにしま
す。また、脚にはディアヘア(黒)を使っています。
<この写真よりビデオのフライの方がもう少し良いかな?>
上のイラストのリビングの実際の写真です。当初は綺麗に
3回転させるのにたいへん苦労しました。この腹部には、
後でバーニッシュを塗ってリビングを補強します。
ウィングには、いつの間にか溜まっていたCDCフェザーの
ティップを利用しています。瞬間接着剤をスレッドに付けて
しっかり固定します。
実釣ができないので、使いやすさや強度とかは判りません
が、フライデザインの課題としては、色彩をもう少しどうにか
できないかということでしょうか?(マテリアルで難しければ
着色するしかないかな?)
巻き方は、ビデオでどうぞ。
早くフライの効果を試す日が来ますように!
Posted by jbopper at 10:41│Comments(0)
│テレストリアル