秋川ライフ

なかなか難しいご時世で、最近実釣の記事がありませんが、
ふと私のデスクの片隅を見て、自分のフライリール収集の
遍歴を振り返ることにしました。



こちらは、いつでも持ち出せるように置いてある最近の私の
「1軍レギュラー」のリールたちです。

15年以上フライフィッシングにはまっている私ですが、ご多
分に漏れず、タックルを過剰に入手していた時期がありまし
た。フライロッドやリールに拘ったりするのは、この趣味の
楽しみのひとつでしょうし、少しばかり羽振りが良かったりす
ると、色々理由を付けては、ついつい買っちゃいますよね。

※ 一昨年からセミリタイアした身の私ですので、最近は極
　力、控えております。はい（笑）。

実はその模様、エクセルファイルで残っていたりします。



こちらは 2008年に記録を付け始めた時のシート。そもそも、
どのリールにどの番手のどのラインが巻いてあるかを記録
するために付け始めたファイルです。当時は、ハーディの
ヴィンテージリールに「目覚めた頃（笑）」で、まだリールの
数は5個だけでした。

しかし、2011年にもなると…、



どんどん増殖してました（汗）。

このブログでも、「自分はコレクターじゃない！」とか言い
張っていましたが、立派なコレクターですね（苦笑）。

釣り場や釣りのバリエーションが増えると、対応するロッド
が欲しくなり、それに伴いリールも増えていく訳ですが、
主にヴィンテージリールが増殖する中、自分でも知らぬ
間に転機が訪れたのは、2014年頃だったようです。

＜ライン番手や値段（モザイク）も書き込むように…＞

当時最新のSAGE CLICK II （と III）を購入したのです。

ラージアーバーで軽量のリールは、自然渓流での実釣に
は最適です。私にとってヴィンテージタックルで釣ることは、
この趣味の楽しみのひとつとして今でも重要な要素です
が、最新テクノロジーのロッドに合わせて、このリールを
使い始めてから徐々に考え方が変わったように思います。
遠征が増え、山に入るのにヴィンテージタックルが不向き
なこともあったのかもしれません。渓流では、落としてしま
うこともあり得ます。実践の中で、釣り易さや取り回しの
良さを、より重視し始めたのでしょう。

そうなると、今度は各番手のロッド用に最新リールを入手
するようになり、いよいよ、タックルを整理しなければとい
う状況になりました。新旧問わずプライオリティを決めて、
タックルを手放すことにしました。ショップに買い取っても
らったり、FFを始めたばかりの友人にあげたり、養沢の感
謝デーで他の釣り人にお分けしたこともありました。（もち
ろん、いずれも、利益は全く出ていません…苦笑。）

過去通算46個所有したリールのうち、現在30個が手元に
あります。（ロッドも通算40本から22本へ…。ま、それはま
た別の話になりますね…笑。）


＜見えてませんが、今では収納場所も記入してます＞

思い入れがあったりして、あまり使っていないのに手放せ
ないリールも幾つかあるのですが、今後の課題は、それ
らをいつ断捨離できるかでしょうか？

だって、あの釣り名言、ご存知でしょう？

　　私の最大の心配事は、私が死んでいなくなった時に
　　妻が私の釣具を売ってしまうことだ…
　　私が支払ったと告げていた値段でね。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　クース・ブラント

　 "My biggest worry is that when I am dead and gone,
　　my wife will sell my fishing gear
　　for what I said I paid for it!"
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　Koos Brandt

でも、手元で愛でるだけでも、かわいいリールがあるの
も確かです。終活ノートに適切な処分方法でも記載して
おきましょうか？



いつ何が起こるか判りませんからね。