ロングロッドの恩恵を知る
<2024.9.20 養沢毛鉤専用釣り場、晴れ 22~25℃、水量多め>
渓流シーズンもいよいよ大詰めで、釣行回数が限られる中、台風の
影響による大雨の後、連日の雷雨も続き、なかなかホームリバーの
水量が落ち着きません。
厳しい状況が続く中、どこに行こうか色々迷ったのですが、取りあえ
ず魚の顔が見たくて、こちらも禁漁後には大幅に区間が縮小される
養沢毛鉤専用釣り場に行ってみることにしました。
8時過ぎに受付を済ますとバッジ番号は既に20番。
今日も盛況ですね。
神谷堰堤そばの駐車場も混んでました。
今日は、小渓流も見込んでクルマに積んでいた 7フィート9インチの
セージCIRCA 3番ロッドです。いつもなら、養沢では8フィート4イン
チのオービス Helios 3F 3番ロッドを使うのですが、どっちつかずで
家を出た結果です。
8時半頃、駐車場から少し下流の神社下から入渓です。
<神社下入渓点>
水量が気になりますが、まずは、ドライで釣ってみます。
フライは最近の試作フライ、ロイヤルピーコックですが、入渓早々
最初の流れの落ち込みの底から、塩焼きサイズが湧いて出てくれ
ました。(写真はありません。)
しばらくRPで釣り上がったのですが、追加がないので、スパイダー
パラシュート(12番)に変更します。
このポイントではまずまずのニジマスが出てくれました。
<ビデオからの切り出し画像です>
この後、駐車場下のポイントでフライロスト…。それを機に沈める
釣りに変更しました。
ぼちぼち釣れて、神谷堰堤に到着したのは、10時半頃です。
粘りましたが、堰堤下は完敗。ここまでで8尾の釣果でした。
少々早いですが、11時には一端脱渓して、クルマに戻りお湯を
沸かしてお昼にしました。
お昼の後は、上流を目指します。
他の釣り人を避けて、鏡沢の下流ポイントから再入渓します。
<鏡沢入渓点>
午前中から気になっていたのですが、今日は何だかニンフが素
直に流れてくれません。水量のせいか、それとも使い古しのリー
ダーが短くなりすぎたのか?とにかく、いつもよりインジケーター
にドラグが掛かり易い気がしてなりません。
こういうシンプルな流れで、はっきり判りました。今日は7フィート9
インチのロッドで、養沢程度の川幅の釣り場ではいつもは8フィー
ト4インチのロッドを使っています。
確かに今日のリーダーはちょっと短めで、増水の流れはより複雑
ですが、長いロッドならロッドティップを上げたり、インジケーターの
位置に連動させることで、ある程度ナチュラルドリフトを手助けする
ことができまるのです。この7インチ(約18cm)の差が、結構影響を
与えていることに気付きました。もちろん、メンディングを入れたり、
キャストするポジションを変えたりして対応することはできますが、
長いロッドによる恩恵を改めて見直しました。昨今、ユーロニンフ用
の長尺ロッドが出ているのもこのためですね。
まあ、今更ロッドは変えられないので、キャストする角度やメンディン
グなど工夫して、インジケーターをナチュラルドリフトさせることに集
中します。
ここはまさに鏡沢が流れ込むポイントですが、流れの筋に沿ってイン
ジケーターが流れることを意識した結果、良い魚がヒットしました。
その様子をビデオでもご紹介しましょう。
その後もぼちぼち釣れて、ヤマメロケットも飛んできました…(汗)。
高橋下のポイントではノーフィッシュでしたが、その上流部は結構
遊べました。(ちなみに今年10月1日以降は高橋まで釣っても良い
みたいです…「要確認」です。)
<黄色い点ふたつがヒットポイント>
ここは、その昔良いサイズのブラウンをバラしたポイントですが、
今日は2尾、たぶんニジマスをバラしました…(汗)。
最上流部近くまで釣り上がって、今日のトータルは15尾でした。
<15尾目のヒットポイント>
14時半頃には、納竿としました。
次回は今シーズンラスト釣行になるのかな…?
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