増水に学ぶ

jbopper

2023年06月24日 13:00

<2023.6.23 某渓流、曇り 18~21℃、増水(クリア) 15℃>

増水もそろそろ大丈夫だろうと、ホームリバーに行ってみました。
今回は水量のことも考えて、比較的平坦で脱入渓が楽な区間をやっ
てみることにしました。



ちなみにこちらの写真は、帰りに立ち寄った「山の店」がある地元の観
光案内所から写した中流域の模様で、増水はしているものの水質は
クリアなのが判ります。

今回の釣行記はちょっと趣向を変えて、私が個人的に感じた増水時の
釣りのヒントをいくつかピックアップしてみたいと思います。

・ 増水時ティップ(1): フライは見やすいものが良い



水量が多いとフライが見えにくい状況も多くあるので、大きめで良く
浮くフライがお薦めです。私は、12番のパラシュートフライを使いまし
た。(蛍光色のエアロドライウィングは一束丸々使っています。)

・ 増水時ティップ(2): 渓魚にも釣り人にも優しい流速を試す

朝の活性が未だ低い時間帯には、ドバドバ激しい流れよりゆっくり目
な流れの方が良いようでした。サイズは伸びませんが、そんな場所で
何尾ものヤマメに出逢えました。



朝は、せいぜいこれくらいでした。

・ 増水時ティップ(3): ヤマメの渓でも還流帯を試すとゲストが居るかも?



開始早々のこんなポイント。岩と岩の間の流れが滞っているポイン
トにフライを浮かべると…、



大雨の影響でどこかの釣り堀から逃走したドデカイニジマスが釣れ
ました!(お腹も膨らんでいますね。)

更にもっと上流部でも、



横からメインの流れに注ぎ込む超ゆっくりなポイントでは…、



3度目のトライでフライをしっかり咥えてくれたのもニジマスでした。

・ 増水時ティップ(4): 底岩ゴロゴロでも、しつこく流すと釣れるかも…

これは増水時に限らないかもしれませんが、ヤマメは底岩がゴロゴ
ロある流れの中にも潜んでいるようです。



こちらの流れでは、まずはフライにギラリと反応するヤマメが見えた
ので、徐々に上流に移動しながら何度も何度も嫌というほどフライを
流しました。すると、流心からその脇を流れるフライに出る(赤☆)も
ノラズ、遂にはバシャっとド派手にフライに飛び付きました。残念なが
ら釣れませんでしたが、今日一番の大物だったと思います。



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