秋川湖の攻略ヒント?
毎年2、3回は訪れるFISH UP 秋川湖ですが、このオフ
シーズンは、すでに昨日で4回目となります。
そして、昨日の釣果は、短いお昼を挟んで、8時半から
14時半までで25尾。40cm+ニジマス4尾(50+は2尾)、
35cmほどのイワナ、アルビノも1尾ずつ釣れました。
フライで割と釣れていたので、何人かの方にご質問もい
ただきました。そこで、今日は、今回試してみた私なりの
秋川湖での釣り戦略についてご紹介したいと思います。
今回も秋川湖の南側を中心に釣りました。フライ優先エリ
アもありますが、朝から結構混んでいて、一番奥のアウト
レット側のベンチが空いているのが遠くから見えたので、
すぐにそちらに入りました。
そもそも秋川湖は人口池で、公式サイトには、今シーズン
の造成の様子も掲載されています。浄化装置もあるそう
ですが、湖底が土ですから、いつも濁りがあります。昨日
は雨の後のせいか、いつもより濁っているように感じまし
た。
こんなに濁っている水中で、魚はどうやってフライを見つ
けてくれるのでしょうか?
積極的にフライをアピールするなら、引っ張りの釣りです
かね?ロングキャストして、引っ張りの釣りをしているフラ
イフィッシャーも多いようです。(フライ優先エリアならダブ
ルハンドも使えるので、キャスティング練習場としてもこの
釣り場は貴重ですね!)ルアーの方なら、色んな方法で
アピールしますよね。
ところで、秋川湖全体では、概ね水は反時計回りに流れ
ているようです。
<こちらは、南側の簡略図です>
もちろん、流れは単純ではなく、同じ方向でも岸からの距
離によって速度が異なったり、岸際では反対方向に流れ
ていたりもします。
キャスティングにあまり自信のない私が昨日試したのは、
この流れにフライを沈めて流す釣り方です。
魚は、流れに向かって姿勢を保つ習性があります。もし、
岸近くから対岸までのすべての距離で、適切な深度でフ
ライをナチュラルドリフトさせることができれば、いつかフ
ライは魚の目の前に到達するはずです。地味な方法です
が、私はこちらを試すことにしました。
秋川湖では、意外に岸から数メートル以内にも魚は居て、
実績のあるニンフを流すとすぐに反応がありました。
反応さえあれば、後は、少しずつ距離を出してくまなくフ
ライを異なる距離で流してみます。流れは非常にゆっくり
ですし、ラインを出せば、うまくナチュラルドリフトさせるの
には工夫が必要で、時間がかかるプロセスですが、徐々
に魚の付き場もわかってきます。
魚の反応が衰えてきたら、フライを変えて同じプロセスの
繰り返しです。岸近くで反応がなければ、そのフライは
すぐにボツとします。
勉強不足と経験不足で、引っ張りの釣りのことはよく判り
ませんが、弱くても一定方向に流れがある濁った池で、
しかも、釣る位置が制限される釣り場では、フライを引っ
張る角度によっては、魚に出逢える確率が低かったり、
針掛かりしにくいケース(ダウンストリームで釣ってすっ
ぽ抜ける)があるのではと、今回沈めてナチュラルドリフ
トさせる釣りを選択して、一定の釣果を得ることができま
した。
<今回釣果が得られたフライの残骸…>
※ クートのソフトハックルは良く釣れましたが、ビッグニジマスに
かまれるとすぐにハックルがちぎれてしまいました…(汗)。
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