渓の桜前線を追いかけて…
<2021.4.9 某渓流、晴/曇 6~11℃、渇水気味 9℃>
ちょっと出遅れ気味な解禁を迎えた私…。
桜の季節もあまり楽しめなかったので、毎年ヤマザクラが
綺麗な上流部まで様子を見に行ってきました。
7時頃入渓し、しばらく行くとクッキリと先行者の足跡を発見
します(昨夜は雨でした)。でも、その直後におチビちゃんが
釣れたので、そのまま釣り上がることにします。
竿抜けポイントを探せば何とかなるかな?
と、実績のあるポイントの「巻き」にフライを留めると…、
この渓にしてはまあまあサイズの春色のヤマメが釣れました!
ゆっくり釣り上がりますが、あとが続きません。退渓しようかと
迷いますが、走る魚を見たりして、そのまま進み、結局昼まで
このあと釣果なしです。
渓でおにぎりを食べていると、流れの方からフワフワと飛んで
きた大きなクリーム色のカゲロウが近くの岩の上に留まります。
フライで言うと10~12番くらいあるカゲロウのダンです。(帰っ
てから「水生昆虫ファイル」で調べると、「ウエノヒラタカゲロウ」
かな?)
急いで昼食を済ませて、再開します。
あんなに大きなフライは持ち合わせていなかったのですが、
色で合わせて14番のスプリングオリーブスパイダーをティ
ペットに結んでいると、目の前でセキレイがカゲロウを捕食し
ます。
<ビデオからの切り出し画像です…>
これは、期待が持てるかもしれません。
すぐに反応があり、しばらく行くと、おチビちゃんが釣れます。
しか~し、やはり続きません。美味しそうなカゲロウが舞っても
先行者にはかなわないのかもしれませんね…(汗)。
花びらが漂うポイントに着きました。
ロングキャストで下流から丁寧に攻めていくと、岩横のゆっくり
な流れで、やっとフライが消えます。
良い魚が出たと思ったのに、思いのほか引きが弱くて、すぐに
ネットインします。
ヒョロヒョロっとした 20cm近くのヤマメです。
渓魚を花びらと一緒に撮影した後、見上げると…、
<上流部では、まだ咲いてました…>
そう、ヤマザクラがありました。
結局4尾しか釣れませんでしたが、14時半に終了。
下界の喧騒をよそに、渓の季節はどんどん進んで行きます。
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