解禁でまさかの…
<2021.3.26 某源流、晴 4~11℃、水量少な目 5~6.5℃>
やっと解禁釣行に行くことにしたのですが、選んだのはイワナ
の渓。標高が高い渓流は、まだまだなのは判りつつ、思いっ
きり自然渓流を楽しみたくて、5時前に起きて、久々に高速を
使って釣り場に向かいます。
途中地元のコンビニで釣り券とおにぎりを買って、目的の渓に
7時過ぎ入渓。寒いですね、気温は4度、水温も5℃…。
しか~し、すぐにまさかの先行者発見。
即、車へと Uターンです。
ウェーダーを履いたまま、車をしばらく上流に走らせ、適当に
橋の手前で留めて、作戦の練り直しです。
ふと見ると堰堤が見えます。
本流へ流れ込む支流があの先にあるのでしょうか?カーナビ
の地図だと、しばらく流れがあるようですが、スマホの地図に
は何もありません。
解禁釣行で、まさかの初めての渓に入ります。
<堰堤の向こうはどうなっているのか?>
初めてですから、200mで終わるかもしれませんし、ずっと釣り
上がれるかもしれません。出たとこ勝負です!
7時40分頃、再入渓。
釣りができる流れはあるのでしょうか?
魚は居るのでしょうか?
しばらくは平たんな渓相が続きますが、寒いのもあって、全く反
応がありません。(それでも、ドライフライで釣る私…汗)
8時半頃、イワナが居ることを証明する場面に遭遇します。
ネズミと思われる動物が、イワナを咥えて川を下りてきました。
イワナは傷を負っていると思われますが、逃げたようです。
…ということで、イワナが居ることは判りました!
でも、釣れません。反応すらありません。
それでも、渓の空気は気持ちイイ~!
まあ、この時期、イワナは底でじっとしているのかもしれません。
途中で、ルースニングを試してみましたが、徐々に勾配が増し、
岩がゴロゴロの渓相になり、綺麗に流せるような状況ではなく
なってきます。
11時半頃、釣れないままにおにぎりタイム。
再開後も全く反応はなく、解禁釣行で、まさかの「ボ」?!
徐々に増す「ボ」の現実味がだんだんと気持ちを曇らせ、鈍っ
た足腰も悲鳴を上げ始めます。更に追い打ちを掛けるように
強風がライントラブルを誘います。
それでも、魚は居るのは判っています。
続けるしかないでしょう。
13時30分頃、#14に上げたばかりのフライを落とした岩陰の
水しぶきに不自然な動きを見たような…。
あれっ、と思いつつ、ロッドを上げた手が、コツっと当たった何か
を無意識に枝にでも引っかかったのだと勘違いして、緩みます。
慌ててロッドを立て直すと、きらりと、魚体が流れに戻ります。
はい、後の祭り…。
久しぶりの渓流の釣りは、失敗だらけです(汗)。
でも、これを期に状況が変わります。
しつこく岩際ギリギリを流すと、反応が出始めました!
そして、時間は、14時15分…
右側の大岩の岩陰にフライを流すと見失います。
やっと、解禁達成!
サイズはともかく、綺麗なネイティブイワナに逢えました!
この後、もう一尾おチビちゃんを追加して、これからという時で
したが、久々の渓流で足腰がフラフラになってきたので、無理は
せず 14時30分に終了。ロッドをたたみ、トレッキングポールに
持ち替えて、引き返します。
無事解禁!あそこより上流は、盛期にまた確認に来ましょう!
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