シニアで賑やかな養沢
<2019.10.9 養沢毛鉤専用釣場、晴 16~21℃、水量少な目 17℃>
今年から導入された養沢毛鉤専用釣場のシニア割引。
私も恩恵にあずかろうと行ってみましたが、朝8時前で
既にバッジは19番(最終的にはこの日40人以上!)。
禁漁で区間は短くなり神谷堰堤までしか釣れませんが、
シーズンが終わっても1日3000円で自然渓流の釣りが
楽しめるのは、釣り好きには魅力的です。
受付後、お蕎麦屋さんの裏の駐車場に車を停めて準
備開始。人が多くなることは明白だったので、今日の場
所選びはとにかく足で稼ぐことにします。もちろん、時に
は声掛けや譲り合いも必要になります。
1)天王岩~松葉手前(8時~8時半)
まずは、今日の傾向を探るために下流へ歩いて、人が
いない場所を探して入渓します。SOSフライを見て逃げ
るニジマスがいたので、フライボックスを眺めていると、
ロイヤルウルフ(#14)が気になったので、ティペットに
結びます。ニジマスには好反応で、1尾目ゲット!
釣り上がると、すぐに松葉の大場所に2人の釣り人が
居たので、脱渓して、もっと下流を目指します。
2)海入道橋~宝沢(8時45分~10時45分)
一挙に海入道橋まで移動して、橋のすぐ下流から釣り
上がります。ここはどの駐車場からも離れているので、
狙い目です。
橋下で1尾追加、橋を抜けてからもう一尾。
そして、こんな肩から…
禁漁のヤマメが飛び出しますが…
スレでした…(汗)。ごめんなさい。
すぐにリリースして、同じ場所…
今、釣れたばかりの少し上の還流帯で、今度はフライに
綺麗に魚が出ますが、すぐに走って岸際の草の中に潜
り込んで出てきません。何かに引っ掛かったのですが、
まだ着いている気がしたので、ラインテンションを保って、
手探りでティペットの先をまさぐると、草に隠れた岩裏か
ら出てきてくれました。
錆々の秋ヤマメです!(速やかにリリースです。)
この後も順調に釣果を伸ばします(ニジマスx2)。養沢セ
ンター上辺りで人が入って来ますが、すぐ上流のポイント
は譲っていただいて、大岩が遮るこのポイント。
岩の切れ目からの流れは深くえぐれていて、魚が溜まっ
ています。ドライフライで反応を見ますが、完全に無視さ
れたので、沈める釣りに変更です。
魚が溜まっている場所で、手を変え品を変え釣るのが管
釣りの醍醐味ですよね?
さて、小さなポイントに大きなフライやインジケーターを投
げ込むわけには行かないので、フライは、BHノンクロス
オーストリッチを選択。バイオストライクの2点付けと、ゴマ
粒大の練オモリをフライの10cm位上に付けます。キャス
ティングは真っすぐに岩の切れ目を狙って、切り目の中に
ポトリとフライを落とします。狭いけど深いポイントに自然
かつできるだけ速くフライを沈めるイメージです。
すぐに結果が出ます!
アグレッシブなヤマメ!(即リリース。笑)
ここで、もう1尾ニジマスを追加し、ルースニングで少し
上流まで続け、釣り人が見えたので、また移動です。
3)木和田平橋~早淵(10時55分~11時45分)
お昼も近いので、上流に戻ります。
木和田平橋の下が空いていたので、再入渓して、ルー
スニングのまま釣り上がります。浅いポイントでは、フッ
キングが甘いのか、ブラウンを含めて何尾かバラシて
しまいます。
そして、早淵に到着です。
ここも魚がたくさん溜まっています。
下流側で2尾追加した後、あの激しい流れ込みの中を攻
めます。フライも大きめのビーズヘッドが付いたニンフに
変更して、フライが流れの底に揉まれるイメージです。
インジケーターが異様に動かないので合わせを入れると…
良いサイズのニジマスが食いついていました!
同様にもう一尾追加して、午前中でツ抜け(+1)です。
4)神谷橋~神谷堰堤(12時15分~14時半)
車のそばのベンチでおにぎり休憩をしてから、午後は
行けるところまで行くことにします。
神谷橋のすぐ上の大場所が空いていたので、再入渓。
引き続き沈めての釣りで、着実に釣果を重ねていきま
す。
そして、今の時期の最上流部、神谷堰堤です。
<ビデオからの切り出し画像です>
沈めても反応がなかった(判らなかった?)ので、思い
切って#12のロイヤルウルフを選択。堰堤独特の強い
向かい風の中、自分のキャスティングを見つめ直す良
い機会にもなります。
そして、岸際の流心までフライを届けると、やっと1尾追
加できました。
今日ここまでの釣果は「18尾」。
5)駐車場所裏(14時50分~15時15分)
歩いて駐車場所まで戻ると、車を停めたすぐ下の流れが
空いていたので、「20」のキリ番まで釣りを続けることにし
ます。午後になって虫も飛んでいて、SOSフライで無事ダ
ブルツ抜け達成!
いっぱい歩いて、しっかり釣れて、満足な秋の養沢釣行に
なりました!
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