渓流の夏対策(その2)

jbopper

2010年07月15日 00:06

ラインにまとわり着く蜘蛛の巣…夏の渓につきものですね…

リーダー/ティペットにまとわり着いた蜘蛛の巣を付けっぱなしにするとライン
トラブルになるばかりでなく、ティペットの接続部が切れやすくなります。実際、
結び目の蜘蛛の糸のせいで、合わせたとたんに結び目がスルッと抜けたことも
ありました!(まあ、私の結び方のせいだったのかもしれませんが…汗)

小まめに蜘蛛の巣はとった方が良いのですが、どうしても取り難い。
そんな時は…

蜘蛛の巣の取り除き方
 <実際にはもう少し指先の硬い部分のほうが良いです。>

ティペットに付いた蜘蛛の巣をティペットの結び目のない場所にわざとまとめ
ます。そして、写真のように左手(右利きの場合)の親指の先にちょっと
テンションを掛けて渡して片手で固定します。順番に説明すると…

1) 左手の親指の第1関節と人差し指の第2関節あたりでラインを抑えて
…右手でラインを引っ張りながら、
2) 蜘蛛の糸玉が親指の指先に乗るように渡し
…ラインを下に回しながら、
3) 残りの指で渡したラインを掴みます。

写真のような状態で、ラインクリッパーの刃をラインに対して直角に軽く当てて
何回かに分けて糸玉をむしりとるように取り除いてしまいます。

こうすれば、ラインを切らずに蜘蛛の巣だけ取り除けます。

蜘蛛の巣はラインについたと思ったら、すぐに対応したほうが取りやすいです。
特にティペットの結び目にまとわり着く前に対処しましょう。

※くれぐれもラインに対してラインクリッパーの刃は直角に当ててくださいね!
 そうしないとラインごと切ってしまいます。

実は蜘蛛が花の後ろにいた
 <実は蜘蛛は花の後ろにいます…足だけ見えてるの図>


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