実際、使用に耐えるかどうかは別として、マグネット・ネット
リリーサーを作ってみました。
材料は、
自作ランディングネットで使用したグリップ材の残りと
先日の
自作リーダーティップ・ストッパーで使ったOリング、
100均で購入した壁留め用マグネットに付いていたネオジウム
マグネット(2)、そして、ストラップでよく見かける編み紐(※)です。
接着剤は速乾性のエポキシ接着剤。塗装は
最初のネットで
使った荏油です。
※グリップ材の端材からあまり長さが取れなかったし、別途購入
するのも面倒なので、ヒートンは利用していません。
(軽量化にもなったかな?)
これが設計図みたいなものです。
何しろ、旋盤はないので、のこぎりとヤスリを使って、グリップ材の
端材から直径17mm程度、長さ24mm程度の円柱を作りました。
その円柱の状態で大体の形を紙やすりで整え、真ん中から半分に
切断しました。
切断後に更にだんだんとヤスリを細かくして磨き上げ、電動ドリルで
設計図にあるように5mm、3mm、1mmの3段階の穴を空けました。
※実際には最初にキリで内側の中心に小さな穴を開け、3mmの
ドリルで適当な深さまで穴を開けた後に、マグネットの厚みを
見ながら5mmの穴を慎重に開けて、最後に外側から1mmの
ドリルで穴を開けました。
穴が開いたら、最後のサンディングを行います。そして、編み紐を
結んで輪を作り、細い針金を使って穴から通してきっちり引っ張り
だします。(結び目が引っかかり、そして、後からエポキシ接着剤が
入るので、外れる心配はまずないでしょう。)
Oリングをどう使っているかというと、こんな風に片側に接着します。
中心部には、マグネットをわざと突き出していて、これが反対側:
にうまくかみ合うことになっています。Oリングの厚みを両側の
マグネットの突き出し具合とぴったり合わせようという目論見です。
パチンと収まって、尚且つ、Oリングと反対側の木材の面との
間に隙間がなければ成功です。
後は、荏油で何回も何回も磨いてあげます。編み紐にもオイルを
染み込ませちゃいました。(紐の耐久性を増すかな?)
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