増水時の選択

jbopper

2014年08月31日 21:11


※ 先週の釣果、その日これよりデカい奴をかけ損ねました…(汗)

昨日の釣行記です…

<2014.8.30 某河川&支流、小雨のち晴れ、気温18~20℃、増水>

嫌な予感がしたんです。
昨夜は、外の雨の音が強くなってきたなと思いつつ、眠りに落ち、
朝3時半ごろトイレに目を覚ました時にもまだ降っていました。

5時半に起きた時には小雨になっていたのですが、結構降った模様。
小雨の中、先週良い魚をかけ損ねたポイントが気になり出発。

6時半、入渓…



やはり増水。濁りが入ってしまっていて、どうしようもありません。
1時間ほどで諦めて、場所移動です。

はてさて、どこへ行きましょか?

本流がこの状態ですから、ここに流れ込む支流も似たようなもの?
でも、離れた場所へ行ってももう他の釣り人がいるかもしれません。
取りあえず、上流にある支流に行ってみることにしました。
朝8時前、支流に入渓。
濁りは、本流ほどではなく、いつもの水量より多いものの、ここは
小さな流れですから、むしろ釣りやすいかもしれません。
それでも、増水時の魚は水面を見ないもの…



悪戦苦闘しながら、10時前に…



やっと小さな痩せたヤマメが釣れました。(汗)
10時半、小雨が止んで陽の光が差し始めました。



期待の大場所。まだ濁りはありますが、陽の光で水中まで見える
場所もあります。

岩盤際の流心からの反応はなし。
水面にスタンダードアダムスを流しても、やはり魚は興味を示しては
くれないようです。

ポイントの真ん中の筋に湿ったアダムスフライを落とし、そのまま
沈めてしまうと、良い感じでフライが水中を漂うのが見えます。

流れの中央を過ぎたあたり、水中中層を漂うフライは、今度は、
反転流に乗って、濁った流れの中に入り込んでいきます。

すると突然、下流から、流れてきた餌に気付いた渓魚が
急いでフライを追って行きます。

フライは既に濁りの中。私には見えません。

でも、あの勢いなら…と、一呼吸おいて、合わせを入れると、
グイグイと良い感触が!



サイズはイマイチですが、綺麗なヤマメが釣れました!
何より沈めて釣ったのに、事の次第を全部目撃できたのが
エキサイティング!

この後、別のポイントでも同じテクニックを試してみましたが、
そのヤマメは、フライを追いきれずに釣れませんでした。

また、堰堤下の速い流れ、白泡が切れる間際でドルフィンライズで
フライを食おうとしたナイスボディの魚は、フライを咥えてはいません
でした。(『もっとしっかり食えよ~!』と思わず叫ぶ私…汗)

そんなこんなで大漁とは言えませんでしたが、増水の渓でも何とか
結果だけは出せました。

でも、渓流シーズンは、あと1か月。
大物で有終の美を飾りたいなぁ…と切に願う、今日この頃です。


<頭隠して…(左の花の中に…)>

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