逆転サヨナラ、イワナ釣行!

jbopper

2024年09月15日 09:47



<2024.9.13 某渓流、晴れ 19~22℃、水量多め 17℃>

ホームリバーはまだ増水気味なので、今年最後のイワナ釣行に行っ
てみることにしました。

朝7時前に入渓。本流は若干濁りも入っていますが、目的の支流は
水量は多めですが、水は澄み、釣りには問題ない状況です。

今日こそ、試作のロイヤルピーコック(RP)を試そうということで、釣
り上がると、30分以内に結果が出ました!



いつもより激しい流れが作る反転流の中央付近で小さな飛沫が上
がります。ところが釣れたのは…、



本流から紛れ込んだのでしょうか?アマゴです。
思わぬゲストに喜んだのですが、後が続きません。

9時頃にRPを諦めて、フライを大きめのロイヤルオーストリッチ(RO)
に変更すると状況が好転します。

小さな巻きから、ベビーサイズのイワナが釣れて、その後も次々と…



お姉さんサイズですが、おチビちゃん達が続きます…(汗)。
出たのは、緩めの流れや岩陰の反転流でした。



サイズを伸ばしたいと気持ちがはやると、良さげの魚達に限ってバ
ラシてしまいます。

11時半頃に釣れた6尾目もやはりこのサイズ…。



この後、おにぎり休憩にするのですが、食べる前にティペットを交換
しました。というのも、小渓流でのイワナ釣行では、ラインを少しだけ
出したキャスティングをする事が多いのですが、私の癖なのか、時々
先端近くにウィンドノットができてしまうことがあり、この時もそれに気
づいていたからです。これまでおチビちゃんばかりですが、「ひょっと
して」良いサイズが出た時に後悔したくはありません。
さて、12時頃再開すると、やはり出るのはこのサイズ…。



長い浅瀬の中から出てくれました。
その直後、こんなポイントがありました。



下流側を丁寧に探った後、周りに木も少なく開けた場所なので、ロン
グキャストで落ち込みそばの倒木手前ギリギリにフライを届けます。

すると、フライがフッと消えます。

アワセを入れると、今までにない手応え!

動かないので、一瞬何かに引っ掛けたかと疑いますが、重いながら
も生命反応を感じて、手前に寄せようと頑張ります。すると、突然、
相手も動き始めますが、相手の意図に気付くのに一瞬後れを取りま
した。

相手は、手前に沈んでいた倒木(画像の赤い場所)目がけて走りま
す。遅れたこちらは慌ててラインを手繰って前に出て、ロッドティップ
を倒木の向こう側まで運びます。

しかし、間に合いませんでした。
相手の目論見通り(?!)ティペットが倒木に絡んでいます。

何とかならないかと、ロッドハンドでラインのテンションを微妙に保ち
つつ、ティペットに反対の手を添えて倒木の向こう側へ押しあてると、
幸運にもティペットが外れました!

すぐそばにいた相手は元の住処に戻ろうと動き出しますが、交換し
たばかりのティペットを信じて、ロッドのしなりで受け止めて、相手の
頭を水面から出せば、こっちのものです。



ネットインしたのは、今までの釣果が嘘のような立派なイワナ!まさ
かと思いつつ計測すると、29cm、泣き尺(今期2尾目?)でした。


<ずっしり、泣き尺イワナ!>

もうこれで、大満足!
動画でも、その美しい姿をどうぞ!



このまま帰ろうかとも思いましたが、この渓は今期最後なので、一応、
13時過ぎまで釣り上がってから、ロッドを畳んで山を下りました。



本日の釣果は、アマゴ1尾とイワナ10尾(MAX 29cm)となりました。



今年もありがとう。この渓とも、しばしの別れです。

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