良型イワナと「以心伝心」

jbopper

2024年05月18日 18:00

<2024.5.17 某渓流、晴れ 12~18℃、水量少な目 11~13℃>


<がっちりフライを咥えたイワナ>

今週は、イワナの渓に行ってきました。
水量少な目で朝は水温も低く、厳しい釣りでした。

パラシュートフライからSOSに変えて、やっと1尾目が釣れたのは
午前10時過ぎでした。

あのポイントから…、



小さいですけど、ホッとしました。



11時前にフライをオリーブのボディカラーから赤に変えると、反応は
さらに良くなりますが、気温/水温が上がって、魚の活性も上がった
のかもしれませんね。



倒木の下を通すと、魚がフライにアタックするのが見えました。



綺麗なイワナですが、サイズは伸びません。

大きいのも居るはずなのですが、良いポイントでの反応が皆無で
良型は川底に沈んでいるのかもしれません。

お昼を挟んでも釣れるのは、



どんどん小さくなって行って、この後のもう1尾は更に小さくなり
ました…(苦笑)。

ニンフで釣ることも考えたのですが、そのまま続けます。
12時半頃…、



深い落ち込みがあるこんな場所は、大物とは言えないまでも7寸
越え位の魚が居てもおかしくないのですが、今日はことごとくお留
守のようで、惨敗しています。

一通りフライを流した後、あの岩際の巻きを狙います。何尾か釣っ
て浮力が落ちたSOSフライは、岩際をプカプカ流れて、そのまま
流れ込みの泡の中に消えて行きます。それでもここでは何もせず、
水中でイワナがフライに気付いてアタックする姿をイメージしなが
ら、ゆっくりカウントします…、

 『1、2、3、4、5』。

居るつもりで小さく合わせてみると、ただ者じゃないずっしりとした
手応え、凄い引きです!

手前の岩下に何度も潜ろうとするのを堪えて、ネットインした魚は
デカい!



確かにいるはずと信じて良かったと感じた瞬間です。



29cmは、この渓での新記録かもしれません。

それにしても、こんな釣り方で良いのでしょうか(笑)?

これまでもフライが見えていなくても、過去実際に釣れた時をイメー
ジして、釣れる時はこんなタイミングだよな…みたいな感じで合わ
せを入れて釣れたことが何度かありました。今回も冒頭の写真を
見ていただくと、がっちりフッキングできたのが判ると思います。

 「フライ釣法奥義:以心伝心」とでも言っておきましょう(笑)。

この後、普通の釣り方で、もう1尾追加して、





13時半には終了としました。
本日の釣果、イワナ9尾、MAX 29cm。



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