晴れのち苦戦の本谷釣行

jbopper

2023年08月21日 13:06

<2023.8.19 本谷毛鉤釣り専用区、晴れ 26~29℃、平水>

毎年、年に2回くらい本谷毛鉤釣り専用区を訪れるようにしている
のですが、今年の2回目はお盆明けの19日、土曜日に3番区間の
予約が取れました。台風の影響が少し気になりますが、上流にダ
ムがある本谷は、大雨の影響をあまり受けないようです。

そして、本谷でいつも迷うのがフライセレクション。本谷では、いつ
ものフライがほとんど通用せず、過去の傾向を考慮しつつ、事前
にフライボックスも確認して、巻き足しておきました。


<普段はほとんど使わないデカフライだらけの自作フライボックス>



大きめのスタンダードフライ(アダムスやクイルボディ)は、過去に
実績があります。今回は、12番のROも追加しておきました。

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さて、当日は8時半に受付を済ませ、9時には3番区間の少し下流
から渓に降りて、竿を出すのは、3番区間始まりの2つの堰堤の下
流側からです。早速、ROでバシャっという反応がありましたが、そ
れっきりだったので、10番のアダムスフライに替えると何とかヤマ
メが釣れました。


<ビデオからの切り出し画像です>



ただ、還流帯の泡中のイワナはお留守のようです…(汗)。

左岸側の梯子を使って次の大堰堤下に上がりますが、すぐには
流れに入らず、下の堰堤のコンクリートの上からフライを打ち込み
ます。



ここからは、最初のよりちょっと小さいヤマメが釣れました。
そして、こちらからは…、



魚がフライに飛び付きます!
ところが、すぐに岩下に潜り込まれて、仕方なく流れに入り、藻が
いっぱい付いたティペットを辿ってみると、まだ付いていました!


<スレ掛かりでした…>

小さいですが、イワナです。

流れに立ち込んでしまったので、向かって中央から右側に掛けて
釣り上がったのですが、反応は見られません。逆光でぎらぎらする
水面で当たりがあっても、見えなかったのかもしれません…。

そして、下流の浅瀬から回り込んで、右岸側のバブルレーンを攻め
てみます。



すると、日陰なのでフライが消えるのがはっきり見えました!


<内径24cmのネットと比較すると、尺はあるようです>

写真を撮る前に逃走して行きました。



2つの堰堤で10時半過ぎまで遊んで、4尾の釣果。ここまではまず
まずだったのですが、この後、苦戦が待っていました…。
堰堤の上から再入渓して、ライズする魚はいますが、私のフライに
は反応してくれません。飛んでいる虫は、トンボくらいで何を食べて
いるのでしょう?

大場所では反応がなくて、細かなポイントが続くと、時々反応はあり
ますが、フッキングには至りません。フライを変えても結果にはつな
がらないまま、12時半頃、そろそろ私の区間が終わる場所まで来て
しまいました。



ベストを降ろして川縁のコンクリートに座って、おにぎりタイムです。
一服してからまだ時間があったので、ちょっと前にフライを流したポ
イントにフェザントテールニンフを流すことにしました。

※ 朝受付時に、「最近13時まで自分の区間のみというルールを守らない
  釣り人が居るので時間厳守でお願いします。」と念押しされました。



<中央付近に見えるインジケーターは無視してください>

岩際を通るインジケーターが消えて、まさか?と合わせを入れると
手応えがありましたが、フッキングが甘くてバラしてしまいました。
下流の他の場所にもニンフを流してみましたが、反応なしでした。

13時を過ぎたので、そのままルースニングで2区を釣り上がります
が、しばらく行くと先行者が見えたので、場所を変えることにします。

1区内の「2番」入渓口から、再入渓です。
この場所でもニンフで釣り続けます。

すると…、



何と水面に落ちるニンフに魚が出て、フライだけ持って行かれてし
まいました!

仕掛けを直しつつ、水面で出るならと、細身の褐色のクイルボディ
のスタンダードフライに変更することにします。



こういう細かいポイントはドライフライじゃないと入れられません。
もぞもぞっと何か動いたような気がしたので、しつこく攻めると…、



やっとヤマメが出てくれました!

この後、ダム下まで釣り上がりましたが、一尾バラしたのみで、
追加の釣果は得られませんでした。

14時半、敗北感たっぷりで終了として、管理棟に戻ってカップ
麺の「おやつ」を食べてから、帰路に着きました。

今年もまた、夏の本谷のフライセレクションの迷宮を抜け出す
ことはできなかったようです。(腕の問題もあるでしょうね…。)



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