百均フロータントボトルを持って養沢へ

jbopper

2023年03月11日 19:49

昨年渓流が禁漁になってから、粉末系フロータントを入れるボトルを
ある製品のプラボトルからこちらに変更してみました。



実はこれ、百均で見つけたアルミ製の吸い殻入れで、古い鞄から取っ
た革片を両面テープで付けて、正面が判るようにしてあります。

渓流が解禁になったので、Foxfire チェストストラップベストの左の脇
ポケットにこんな感じで入れています。



左手でサッと出して、すぐにフロータント処理ができます。



ツイストして引っ張ると開く構造です。アルミ製の筒がふたつ重なって
いて、外側の筒の裏側には内側に向けた突起があり、内側の筒には、
それを受けるレール上の溝が彫ってあり、レールに沿ってロックと開閉
させます。

オフにもテストしていたのですが、前回の釣行と今回養沢でもテストし
てみたので、まずは、現時点で感じたプロ・コンです。(実際に使って
いる模様は、後ほど動画でも紹介します。)

<良い点>
 ☆ 丈夫で軽く、継続利用が可能です。私は粉末フロータントをミック
  スして使っているので、移し替えもさほど面倒ではありません。
 ☆ 開口部が割と広いので、フライを逆さにしてフックのベント部分を
  持ってアイ側を突っ込んで直接処理をしても、フライをそのまま放り
  込んでふたを閉めてシャカシャカすることもできます。(ティペットを
  傷付けないように注意が必要です。)
 ☆ 正面に革片を貼ってグリップ力が増し、慣れると操作もスムーズか
  つ簡単です。

<弱点・難点>
 ✕ 構造上、粉末フロータントが2つの筒の隙間に入りガサガサします。
  閉じている時は全く問題ないのですが、開け閉めする時に入り易い
  です。詰まって閉まらなくなることはありませんが、酷い時は、隙間に
  入ったフロータントがボロボロ出てきます。これは、開いている時と
  開け閉めする時にちょっと気を遣えば、最小限に抑えられそうです。
 ✕ 水没させたり、大雨の時、どうなるかは未知数です。アルミなので
  錆びることはないとは思いますが、完全密閉されている訳ではない
  ので弱点になるかもしれません。それも考慮して、落とさないように
  ピンオンリールでベストに繋げました。


<養沢の神谷堰堤の左側、崩落があったようです>

自然渓流は渇水で厳しそうだし、スタンプカードもいっぱいだったので、
シニアデイ翌日の木曜日にフロータントボトルのテストも兼ねて養沢に
行ってきました。

養沢も渇水でしょうが、魚が居るから何とかなるかな?
<2023.3.9 養沢毛鉤専用釣場、晴れ時々曇り 6~17℃、渇水10℃>

今回は、8時半過ぎに遠藤さんの前から入渓してみました。

魚は沈んでいて、ニンフの方が釣れそうですが、敢えてドライフライで
挑戦です。最初の「栗の木」ポイントで、SOSに魚が出てくれた(合わ
せミス…汗)ので、ドライで頑張り続けます。

続く「遠藤前」のポイントですが、フロータントボトルを使用している
模様も含めて、動画でどうぞ!



<YouTubeリンクは、 こちら です>

ということで、写真は撮れませんでしたが、放流ヤマメが出てくれまし
た。

その後も1時間ほどは反応が良く、



こちらのポイントでは…、



ヒレピンの居つきのヤマメが出てくれました!
…が、その後、苦戦が続き、神谷堰堤でも結構粘ったのですが、午前
中は最初の1時間半の4尾だけで、終了です。


<本日のカップ麺。こちらのスープ、とても美味しかったです>

堰堤そばの駐車場で休憩してから、更に上流を目指すことにします。
鏡沢の手前から入渓して、



こちらでは、ライズするニジマスがヒットしますが、バラします…(汗)。



こちらでは、何とかニジマスが釣れました。

そして、高橋まで来ると、やはり魚はたくさん沈んでいますが、残念なが
らドライには反応なしでした。

いつもなら、一端退渓して橋を超えるところですが、今日は渇水で水深が
それほどなかったので、橋の下の左側を伝ってウェーディングして進んで、
橋の下から、すぐ上流の流れを攻めました。



まず、あの赤いマークのある場所から、ニジマスが出た後、黄色い☆の
場所では、ライズする魚が居たので、狙ってみると…



ワイルドなヤマメを追加できました。
そして、その後、最初の赤マークの場所から、もう一尾ニジマスが出てく
れました。

結局、赤保谷まで釣り上がり…、



このポイントでは本日ツ抜けのニジマスを追加。
そして、最後は…、



ヤマメをもう一尾追加です。
時間は14時45分頃でしたが、足腰が悲鳴をあげていたので終了です。



最終的には、ドライオンリーで12尾の釣果、内ヤマメは5尾でした。
春の渇水の渓は非常に厳しいです。少しは雨が欲しいところです。

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