恒例のHRシーズン総括:2011編
毎年渓流シーズンが終わると、ホームリバー(秋川水系自然渓流)に
絞ったシーズンを振り返った総括記事を書いてます。(総括記事リストは
こちらから。)
今年は、仕事の関係で、シーズン盛期にかけて釣行回数を減らさるを得ず、
その間、遠征も自粛、釣りに行けても近場中心…しかも早めに14時過ぎには
切り上げるということもしばしば…
それでも終わってみれば、HRだけで21回も行ってしまいましたね。(爆)
そんなHR釣行ですが、実は、毎年それぞれの釣行場所や釣果の記録を
残しています。(秘密釣行データファイルなんちゃって…)例えば、今年の
21回のHR釣行ではトータル116尾、1釣行当たり平均5.5尾のトラウト
(ヤマメ、イワナ、ニジマス)に出逢うことができました。
※ とは言っても、釣果のメインは相変わらずオチビさんばかり…
116尾のうち20cm以上はたったの14尾。つまり、3回釣りに行っても
その内1回は20cm超は拝めないということ…(当然季節による変動は
あります)。まあ、これがHRと私の実力ということなのかもしれません…
ただ、嬉しいのは、この平均釣果が、FFを始めて3年目だった2008年は
1.7尾、2009年3.4尾、2010年4.5尾、そして今年の5.5尾と着実に上がって
いることです。別に数釣りを目的に釣っているわけではありませんが、
この改善は少なからず私の釣りの腕にも関係しているのでは?などと
勝手に思い込んでいる次第です。(腕自慢かよ!と自らツッコミ…笑)
さて、今年も思い出に残る数々の渓魚たちに出逢うことができました。
それぞれの渓魚たちに感謝しつつ、アワード形式で振り返ってみます。
シーズンMVF (Most Valuable Fish)
記憶に新しいですが、色々あったシーズン最終釣行の終了10分前に
出てくれたこのヤマメ君にこの賞を進呈!
・ 9月29日 ヤマメ23cm 記事:
また来年!
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よくぞ出てくれたマッチョなヤマメは、筋骨隆々(って分かりませんが)。
グイグイ良い引き!最後の締めが決まるとやはりシーズン全体の満足度も
大幅アップしますね!
ベストヒット賞
この賞は、私の釣りの引き出しに仕舞っておきたいようなテクニカルな意味で
上手く釣れた渓魚に送っています。今年は…
・ 4月10日 イワナ17cm 記事:
「あの魚」の影を慕いて…
<クリックして拡大画像>
サイズはともかく、苦手な堰提で、護岸際で不穏な動き(ライズ)に気付き、
反転流のヘリギリギリにフライを流して捕った「してやったり」の1尾でした。
新規開拓の渓でイワナに逢えたのも大きな収穫でした。
ラッキー賞
今年は春から、ちょっとだけ良い思いもさせてもらいましたね…
・ 3月20日 記事:
うららかな春の日に…
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春先の早い時期にも関わらず、この日は、20cmのヤマメを筆頭に、なんと
「ツ抜け」(12尾)達成!この渓で、しかも3月に「ツ抜け」とは超ラッキー!
ベストヤマメ賞
支流の新規開拓ポイントで、圧巻の今シーズンベストサイズの1尾。
・ 7月31日 ヤマメ25cm 記事:
完璧(パーフェクト)ボディ!
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岩の影から、ほんの数m先の流れにフライを送り込むと出て来てくれた
でっぷりと太った25cmのヤマメ。このサイズを6.5Xティペット&ドライ
フライで釣ることはFFの醍醐味ですね!(って今だから言えることですが、
その時は心臓バクバクでした。)
ベストイワナ賞
HRでは放流が行われていないはずのイワナはレアな存在で、出会える
だけで嬉しいものです。ただ、今年もサイズは出ませんでした…
・ 7月3日 イワナ22cm 記事:
R・Oの真価を問う
<クリックして拡大画像>
とは言うものの、混生しているはずの渓で、イワナを狙ってイワナが釣れた
ことは自信にも継りました。オーストリッチハールを使った新作フライ「
ロイ
ヤル・オーストリッチ」の活躍も今シーズンは目を見張るものがありました。
ベストプロポーション賞
今シーズンHRで釣れた数少ない20cm+のヤマメの中でも、この魚のボディ
ラインと柔肌(?)の美しさは群を抜いていました…
・ 8月16日 ヤマメ23cm 記事:
カックィ~、ヤ・マ・メ!
<クリックして拡大画像>
ひっそりと枝沢の岩影に隠れていたこのヤマメ…
ほんと、美しすぎて頬ずりしたいくらいでした。(完全にイッチャッテますね…笑)
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今年は自然災害以外にも公私ともに色々あって大変でしたが、シーズン中、
ホームリバーの癒しの空間とそこに棲む渓魚たちは、いつでも私を優しく
迎えてくれました。
来シーズンの再会を待ち望みつつ、しばし私の「釣り熱」は菅釣りなど他の
活動へシフトです…
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