そのチャンスを逃すな!

jbopper

2022年08月13日 20:40

<2022.8.12 某渓流、晴れ24~27℃、やや渇水気味>

雨が来る前に、最近お気に入りの渓に行ってきました。

あまり釣れないし、釣れても小さいのばかりだし、結果、あまり人が
入らない渓ですが、それでも、時々良型が出ることがあります。


<美しいけど、おチビちゃんばかり…>

今回もお昼過ぎまでの釣行の予定ですが、ハイライトになるような
場面は必ず訪れると信じて釣り上がります。

だって、チャンスへの希望があってこその釣りですし、この釣りを続
けてきて、釣り人はそのチャンスに備えれば、報われることがある
ことを学んできたのですから。(逆に備えないと、結果は自明。)

そのチャンスのために、その日のヒットフライを探し、渓魚の出方を
観察し、そのチャンスのために、ノットやティペットを確認して、交換
します。そして、一投、一投、出る可能性を排除しない。例え直前の
一投で、釣れていなくても…。

今日のフライへの出方は、渓魚が底から湧いてきて、フライをつま
んで、すぐに引き返す…。何度も、咥えきらずに空振りします。



それでも、肩から出ることもあり、そんな時、勢い余ったヤマメは
フライを見限ることはできないようです。



4時間釣って、これがMAX。
この後もおチビちゃんを追加して、本日4尾目。

今日はその「チャンス」は無い日なのか?

正午近くになりましたが、クルマに戻る前にちょっとだけと、枝沢
を覗いてみます。ここでも、すこぶる反応は良いのに、やはり咥え
きれないヤマメ達…。

あれれっ?ティペットがフライに絡んでます(汗)。
いつからでしょう?…フライを結び直します。

そして、今日はここまでと決めた、過去実績のあるポイント…。

すべては、この時のため?
下流側もチェックした後、膝まずいてあの流れへの一投目…、



渓魚が、立派な白い腹を見せつつ派手にもんどりうってフライに
飛び付きます!

…と、

次の瞬間、わずかなフッキングの感触を残して、良型ヤマメは
流れ込みの横へ走って行きました…。

やはり、本日のハイライト、チャンスはありましたね!
ただ、それを物にできるのは、またの機会のようです…(泣)。

『嗚呼、釣りなるものは、いとをかし。我、未だ未熟也。』


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