その勇気はあるか?

jbopper

2019年08月20日 18:10

<2019.8.19 某渓流、曇・晴 23~27℃、平水 20℃>

イワナの渓に行ってきました。

入ろうと思っていた渓のそばに車が停めてあったので
別の支流に入ります。(今年、梅雨時に雨の釣行をした
支流です。)

今日の水量は平水…、と言っても、ここの平水って実に
細~い流れです。



それでも、朝から素直なイワナが応えてくれます。



この区間はいくつかの堰堤があります。今日は堰堤下の
水量も少なくて、攻める場所が限られています。

左右二か所から水が落ちてくる堰堤。数少ないポイントを
入念に攻めますが、魚は出ません。真ん中に大岩が鎮座
していて、その裏側で左右から落ちた水がつながっていま
す。



あの枝の下あたりが気になります。

岩裏は違う角度から何度も攻めました。でも、岩裏を攻め
ても、左右の流れが岩裏で出逢っているためフライは枝の
下には流れて行きません。

この堰堤で全く釣果のないまま、私が考え得る他のすべて
のポイントを攻めた後、やることはひとつ。

勇気をもって、一発勝負。
真正面からフライを枝の中に投げ込みます。
フライは奇跡的に、水面に届いたようです。

でも、フライを見失いました…

ん???

ロッドを立ててもフライは回収できません。
枝に引っかかった???

はい、枝も動きます。でも、その先に確かな生命感も感じま
す。ロッドを上げたまま、思い切ってロッドの先が枝の上に
来るようになるまで、堰堤の流れに立ち入って、何とかライ
ンテンションをキープしようとしますが、ラインは枝にも引っ
かかっているので、いつバレてもおかしくない状況です。

 その時、奇跡が!!!

ロッドの先端を堰堤の壁ギリギリでコントロールしていると、
魚がラインの先で暴れた拍子に、徐々に枝の引っかかりを
外してくれたのです。

大岩の向こう側を通して魚を開けた場所に誘導し、何とか
ネットイン!



やせ型と言うか、ひょろ長~い26cmのイワナです。
あんな場所に隠れていたんですね。
さて、水量のせいでポイントも減っていて、10時過ぎ、この
区間は終了。同じ支流の別の区間に再入渓し、今度は、
太めの8寸イワナ君が登場。



交わる流れが岩前で緩まった場所から、しっかり出ました。



この区間も終えて、11時半、そのまま渓の脇で、おにぎり
タイムとしますが、まだ、時間はあります。さて、どうしよう。



本流で、アマゴに挑戦することにします。
ウェーダーを着けたまま、ちょっとドライブして、再入渓。

反応は上々ですが、バラシが続き、1時間でやっとおチビが
一尾釣れただけです。

とある橋の下まで来て、『橋の下って意外に居るんだよね』
な~んて考えていると…



何者かが元気よくフライをひったくります!
アマゴの合わせは、イワナより速い方が良いようですね。



幅広の7寸強のアマゴでした。


<今日は久々にグラスロッドです>

この1尾で大満足!

ちょうど橋の横から楽に脱渓できるので、まだ14時前です
が、納竿としました。



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