ちょっとテストに…

jbopper

2019年08月03日 16:55



<2019.8.2 某渓流、晴れ 20~25℃、水量多め 19℃>

暑いですね~!

避暑も兼ねて、トップガイドを修理したロッドを携えて
小渓流へ行ってきました。

7時20分、入渓。
水量はまだ多めですね。

今日は、テスト釣行なのであまり釣果には期待せず
のんびりゆっくり釣り上がることにします。

3.5インチほどティップが短くなったロッド(8'4"が約8
フィートに)ですが、キャスティング最後にギュッと押し
出すようにした時のラインの「伸び」が物足りない感
じがします。

思い通りの場所にフライを落とすのに若干のアジャ
ストが必要でしたが、特に近距離なら釣りをする上で
問題はなさそうです。

最初の1時間ほどで、おチビが2尾釣れました。
「あわせ」で問題を起こすこともありませんでした。

蜘蛛の巣に悩まされますが、先行者がいない証な
ので我慢我慢。



すぐ上に流れ込む分流があるので、丁寧にフライを
流していると、何でもない瀬の中から…


<今日は次男坊ネット(内径約21cm)です>

美しいヤマメが出てくれます!
魚の活性は高そうです。ちょっとした流れの肩から
16cm位のヤマメが出た後、こんな大場所でも…



流心でバシャっと、反応してくれます。



同様にこんなポイントでは…



片膝ついて姿勢を低くして、フライをドラグフリーで流せ
れば…



ポイントに居る一番の渓魚が元気よく飛び出してくれ
ます。ただ、この一尾は…



左唇が可哀そうなことになっていました。

ここで、そのままロッドとベストを置いて、おにぎりタイ
ムにします。

あまり期待しないで来た中、釣果もまあまあ満足でき
るレベルなので、あとしばらく釣り上がって切りの良い
場所で脱渓することにしましょう。(そうしないと、その
次の脱渓場所は、結構上流だった気がします。)

再開後、同様の良いポイントで同じように18cm位の
ヤマメを釣りますが、フライへの出方がイマイチ気に
なります。

バシャっと元気よく出るのは良いのですが、その分
食えずに乗らない魚もいるんです。

そこで、フライをパラシュートパターンからテレストリ
アル系(CDCをウイングに使ったロイヤルオースト
リッチの変化形)に変更します。

無事おチビちゃんを追加した後、また大場所です。

下流から流心を中心に丁寧にフライを流しますが、
中々出ません。

しゃがんだまま、徐々に上流を攻めて行き…



流れ込みの白泡が収まる辺りにフライを落とし、
メインの流れの底岩の前を通過しようとしたところ
で、フライがフッと消えると同時に、黒い影が動い
たのを見逃しません!

すかさず合わせを入れると、良い引き!

魚が下流に走ってくるので、立ち上がって必死にラ
インテンションを保とうとすると、ロッドが頭の上の
枝に当たりそうになります。慌ててロッドを倒そうと
しますが、テンションは保たないとまずいし、上の
枝は気になるしで、結構ギリギリの攻防になります。

やっとネットインしたのは…



良いんじゃないですか?!



この渓では立派な7寸越えのヤマメでした!

それまでは、派手に出ていた今日のヤマメ達でした
が、この一尾は、フライを吸い込むように食ってくれ
ました。また、取り込みの時、ちょっとしたロッドの短
さは幸いしたかもしれませんね。

なんやかんやで9尾釣れたので、脱渓前にもう1尾と
思っていると、また同じようなポイントに来ました。



ここでも、流心から出るかと思いきや、このポイント
の流心は微妙に流れに速さと激しさがあるようで、
魚は出ません。諦めかけて、流心を外して流すと
(☆印の場所)…



美しい20cmのヤマメが最後を飾ってくれました!
ということで、ちょっと早いですが14時過ぎに終了。

素敵なプレゼントのロッドは、短くなっても、今日も
良い仕事をしてくれました。新しいロッドセクションが
来たら、渓の規模に合わせてティップセクションを
使い分けるという選択肢もあるのかもしれません。

ゆっくりと林道を歩いて、帰路に着きました。


<カラスアゲハも水溜まりで水分補給中?>

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