最後に渓で見つけたのは?

jbopper

2018年09月30日 12:00

<2018.9.29 某渓流、小雨 17~19℃、水量多め、14℃>

渓流は禁漁間近の最後の週末、台風接近中ですが、
午前中だけでも、と釣りに行きます。

でも、台風の前に秋雨前線がもたらした雨の影響で、
ホームリバーは水量多すぎでNG。なので、先週行っ
た水系の別の支流に入ろうと行ってみたのですが、
駐車済みの先行車あり…(汗)。

ということで、小雨の中、7時過ぎ前回と同じ流れに
入渓。流れは前回より激しい状況ですが、幸いまだ
濁りはありません。



午前中だけと決めていたので、どんどん進み、良い
流れだけを攻めると、小雨の好影響かゆっくり目の
速さの流れから魚が反応してくれます。



おチビちゃんの後は…



まあまあサイズ。
そして、8時半には、これもゆっくり目の流心から…



良いのが出ました!これは満足の一尾です。
岩陰にそっと寝かせて、写真撮影を済ませてから、
もう少しだけ釣り上がることにします。

雨脚が時々増す中、チビを追加して、木々の間を
通ると、ネットにつないだコードが枝に引っかかりま
す。

 『あれっ?』

コードだけで、ネットがありません!
背中を確認しても、お手製ネット、ありません!!!

<ビデオからの切り出し写真>

 『そうか、あのイワナを撮影する時に外したのか。
  でも、背中につるしたはずなのに…。
  途中で落とした???』

あのイワナを釣ってから、100mも釣り上がっていな
いので、撮影場所まで、きょろきょろネットを探しなが
ら流れを下ります…が、見つかりません。

念のため、更に下流の流れの中を色々見回してみま
す。流れのどこかに引っかかっているかどうかも確認し
ますが、見当たりません…。

仕方がないので、もう一度、ネットを探しながら、上流に
歩きます。ネットが神隠しにあったような気分…(泣)。

先ほどネットのコードが引っかかった場所に戻り、
再度、周りを見回しますが、やはりありません。

う~ん、諦めたくはありませんが、時は進むばかり…。
結局、まずは、もう少しだけ釣り上がることにします。



今シーズン最後のおチビを追加して、ちょうど10時。
さあ、雨が強くなる前に戻りましょう。

ネットを無くした区間は確実に分かっています。
もう一度、先ほど探した区間をじっくり確かめながら、
沢通しで渓を下ります。

でも、やはり見つかりません。(泣)

 『シーズンも終わるから、今日見つけなければ、
  オフの間、ず~っと後悔するんだろうなぁ…』

撮影場所をのぞき込みながら、ついため息が出ま
す。

そこから下流では、もう一度、ネットが引っかかりそう
な場所を見まわしながら、30mほど行くと、ふと、細い
丸太が流れを遮る場所が気になります。

 『いや~、さすがにここまでは流れて来ないでしょ…
  でも、待てよ、丸太は浮いているからその下…?』

丸太の下に腕を突っ込み、堆積した葉っぱや小枝の
中をゴソゴソと探ってみると、何と、いつもの感触が!



 「(渓の)神様、ありがとう!」

って、つい声を出してしまいました。

こんな下流まで流れていて(最初の画像、右の写真
上から下までの距離)、しかも初めて手を突っ込んだ
流れの中で、奇跡的に見つけました!!!

※ たぶん、岩陰の撮影で、コードに繋いで背中に戻
 すのをうっかり忘れたのでしょう…(汗)。増水で随分
 下流まで流れていたんですね。

ということで、無くしかけた次男坊ネットを無事回収し、
スッキリした気分で、2018年渓流シーズン終了です!



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