早速、テスト釣行!

jbopper

2011年12月04日 21:30


<クリックして拡大画像:グリップの長さと同じ45cmのニジマス>

ニュータックル(SAGE TCX 5番スイッチロッド、オウムガイリール、RIOの
スイッチライン)、早速試しに行きました。場所は、この辺では比較的川幅の
ある管理釣り場、奥多摩フィッシングセンター

全体的に今日の印象は、「持て余してしまった」という感じでしょうか?(汗)

とにかく、ロッドの長さは11フィート9インチで、慣れないダブルハンド、そして、
スイッチラインは、先太で今まで経験したことのない感覚です。結局最後まで
てこずってしまいました。それに、この釣り場でもあまりラインを出す必要は
ありませんので、バズーカ持って、ウサギを撃ちに行ったみたいな感じなの
かもしれません。取り合えず、色々な振り方で遊んできました。


<釣り開始直後、最初に釣れたレインボー:入魂!>
<シングルハンド・キャステイング>
オーバーヘッドキャスティングをシングルハンドでやるロッドではないという
印象を受けました。できないこともないですし、上手く行くと実際良く飛びます
が、エンド・グリップがあるので、気を付けないとキャスティングのバランスを
崩してしまいます。特にバックキャスト時にエンドグリップが腕から離れない
ようにしないと、後ろの川岸を叩いてしまいます。(汗)

ただ、ロールキャストは、シングルハンドでも多用しました。比較的、近い
流れにフライを沈めて釣る場合には、片手でロールキャストしてテンポ良く
釣れました。ラインも先太なので、ロールキャストも簡単です。

<ダブルハンド・キャスティング>
始めてですが、これが結構面白かったです。奥多摩FCの川幅は広い所で
20m位あると思いますが、向う岸を含めて回りに人が居ない場所で、ダブル
ハンドでオーバーヘッドキャストをやると、ヒュ~ンと綺麗にラインが飛んで
行きました。ただ、向う岸までキャスティングしても釣りにはなりませんね(笑)。

ダブルハンドでロールキャストもやってみましたが、特に最初は感覚が摑めず
ループが綺麗にできませんでした。ただ、私のヘナヘナロールキャストでも、
この川幅では調度良い飛距離が出るので、ウーリーバッガーを緩い流れに
クロスでロールキャストして、しばらく流して沈めてから、ラインを引っ張ると
良いサイズのニジマスが何尾か出てきてくれました。

ダブルハンドでスペイキャスティングの真似事もやってみましたが、こればっ
かりは、まだまだ練習が必要なようです。(近所の川で特訓必須?!)

<ロッドの感触>
Sage TCXは、スーパーファストアクションと聞いていましたが、なるほど、
キャスティング時の瞬発力はあるものの、最初の写真の45cmのニジマスを
掛けた後のやり取りも、スムーズに行えました。デカイのはすぐ判ったので、
リールファイトになるかと思ったのですが、その必要もなく、ティップは繊細に
魚に応えてくれました。(このため、今回はリールのレビューはなしです。)

パワフルなロッドなので、大き目のインジケーターを付けて、8番/10番のウー
リーバッガーを結んでも、全然平気でキャスティングすることができました。

スイッチラインとの組み合わせで、メンディングも可能でしたが、何しろ、ロッドが
長いので、力加減に注意しないとフライまで動いてしまいました。(汗)

<RIO スイッチライン>
スイッチラインは、ほんとに先太。30mあるラインの最初の半分が、ぶっとい
WFラインで、その代わり、後ろの半分は、ランニングラインのように細くなって
います。これによって、タブルハンドやスペイキャスティングを可能にしている
のでしょう。

写真の緑のラインは通常の5番のWFライン、ベージュがスイッチライン5/6です。


<クリックして拡大画像>

ただ、このラインの太さが釣果に影響したような気もしないでもありません。
これで水面を叩いてしまえば、下手をすれば、魚が散ってしまう可能性も。
もっとも精度の高いキャスティングで、ちゃんとティペットまでターンオーバー
させれば、そんな問題はないのでしょうが、私の腕では、影響があったよう
にも思えます。


<今日は2時までやって、ようやく「ツ抜け」の11尾。>

結局、ニュータックルのテスト釣行は、私の腕のなさを露呈することに…
まあ、新しい課題ができたと思って、地道に練習します。ロングキャストが
必要な釣りをする場合、タブルハンドのオーバーヘッドキャスティングは
即戦力になりそうですし、スペイキャストも興味津々ですしね!


<釣りを終えた後14時半、長い影…>

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