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2024年01月21日

百均サルカンをウェイト代わりに使ってみる

管釣りシーズンで沈める釣りが多くなると、私の場合ニンフを狙いの
タナに素早く沈めたり、そこにナチュラルに留めたりするためにフラ
イのそばにウェイトを付けることがほとんどとなりました。

バッグの中のウェイト

メインで使っているのは、タングステンが練り込まれた粘土状のオモ
リで、時には鉛を含まないソフトガン玉を使うこともあります。ただ、練
オモリは脱着が可能な反面結構無くしてしまうことも多いですし、ガン
玉は基本使い切りです。こういった専用品は安い物ではありませんし、
消費が激しいとエコ的にも気になるところです。

百均釣り用サルカン
<百均では、これより小さいサイズはありませんでした>

こちらは、百均で見つけた釣り用サルカン(スイベル No.6)です。
18個入りで110円。そもそも沈める釣りと分かっている時なら、こちら
をウェイト代わりに使えはしないかと、試してみることにしました。

※ 実際ティペットリングと呼ばれるフライ用製品も存在しますが、そち
 らはどちらかというとラインシステムのもっと上、リーダーとティペット
 間の接続に使うようで、オモリとしての利用も想定されていません。

さて、まずは、重さを確認してみます。

百均サルカン6号の計量

10個を計りに載せてみた結果ですので、ひとつ0.18グラムとなります。
練オモリでも計ってみると、たまたまですが…、

練オモリの計量
<もちろん、容器の重さは含まれていません>

同じ結果となりました。この塊ならちょうど10回位は使えそうですので、
それほど重さに違いはなさそうです。

使えそうと判ったので、自宅で下準備をしておきました。

サルカンの下準備

25cm位のフロロの6Xティペットを片側にユニノットで結んで、ピカピ
カの金属色が気になったので、中央部をマーカーで緑に塗りました。
試しに3つ作って、ビニールバッグに入れておきました。

そして、こちらを持って、実釣テストです!



使ってみての所感をいくつか挙げてみます。

釣りへの影響:異物をフライのすぐそばに付けるということで、魚が
 怖がったり、スレたりしないか心配でしたが、マーカーペンで彩色し
 たことも影響したのか、少なくともこの日の浅川国際鱒釣り場では、
 そのような心配は無用だったようです。当然、普段の釣り同様、フラ
 イに対してスレることはあったようですが、フライを交換しつつ 4時
 間券で同じシステムで釣って、最終釣果は55尾まで達しました。

重さ:こちらは、いつもより若干重かったようで、もうひとつ小さいサイ
 ズが欲しかったという感じです。最初に付けたフォームインジケーター
 は沈みがちだったので、すぐに一回り大きいインジケーターに変えて、
 対応しました。練オモリは細かくサイズを変えられ、ガン玉はサイズ選
 択ができるのですが、百均で売られているサルカンはこのサイズしか
 なかったのがちょっと残念です。

取り扱い:事前にティペットを結んでおいたのは正解でした。落とす
 こともなく袋から出して、リーダーティペットの端に付けてしまえば、
 あとは外れることも気にせずにずっと使えて、快適に釣りを続けら
 れました。釣った後のチェックも簡単でテンポよく釣りができました。

フライ交換ダブルデービーノットを使えば、サルカン下のティペット
 に何度かフライを結び直すことができました。もし、結べなくなった場
 合は先端側のティペット交換をすれば良いだけのことですが、今回は
 その必要はありませんでした。

キャスティング:キャスティングに関しても普段練オモリを使っている
 時とそれほど変わりなく、サルカンのためにライントラブルになること
 はありませんでした。むしろ、ガン玉を使った時の方がライントラブル
 は多いかもしれません。

持続性/耐久性:4時間55尾の釣りで、岩にでも擦ったせいなのか、
 ウィンドノットでもできたのか、サルカンの上の方のティペットが1度
 だけ切れましたが、サルカンの結び目でのトラブルはありませんで
 した。今回は、サルカンの上に5X、下にフロロの6Xティペットを使い
 ましたが、釣り場の魚も塩焼きサイズばかりなので、切れる気はし
 ませんでした。また、使用後のサルカンはまだまだ使えそうなので、
 新しいティペットに付け替えて、次回の釣りでも使えそうです。

釣りの柔軟性:ウェイトを付けることを前提にした沈める釣り専用で
 すので、もしウェイトが不要となったら、当然サルカンを外すことにな
 ります。そういう意味では、管釣り専用システムかもしれません。もし
 ドライに変更する場合は、サルカンを外して、私なら5Xのティペットの
 先に直接長めの6Xを付けて使うと思います。

百均の釣り具の魅力は、何と言ってもコスパの良さです。今回はいくつ
か制約はありますが、コストが掛かる専用品の代わりとして十分機能し
てくれたので、今後も管釣りでは使い続けると思います。

浅川国際鱒釣り場  


2024年01月14日

秋川湖再び

<2024.1.12 秋川湖、晴れ 1~11℃>

今年2度目の釣りは、ポイントカードが満杯だったので秋川湖に行って
きました。

1日を通して、こちらの釣り座。

本日の釣り座

前半(8時~11時半)はシングルハンドロッドで10尾、お昼休憩を挟ん
で、スイッチロッドに持ち替えて後半(15時過ぎまで)も10尾でした。

秋川湖のニジマス41cm

いくつかリリース直後の写真を…。

秋川湖のニジマス50cm
<ぶっとい50cm>

秋川湖のアルビノ40cm
<アルビノは合計4尾>

最大は、午後イチに釣れた55cmでした!

秋川湖のニジマス55cm

1日無料だったのに集中力も切れて7時間ちょっとで切り上げました。
私の場合、6時間券分の引き換えでも良かったかもしれません…(汗)。  


Posted by jbopper at 10:45Comments(0)その他の管釣り

2024年01月07日

初釣りでいきなり50オーバー!

※ この度の震災で被災された皆様には、心よりお見舞い申し上げます。
 被災地域の一日も早い復旧を心よりお祈り申し上げます。僅かながら
 私も義援金支援に参加させていただきました。


<2024.1.5 小菅川冬季ニジマス釣場、晴れ 1~5℃、渇水気味>

今年の初釣りは、奥多摩を抜けて小菅川冬季ニジマス釣場まで
行ってきました。

9時過ぎに到着して、釣り開始後約10分のこと…、流れに大物が
定位しているのを発見。口元に赤尻雉ニンフを届けると、インジ
ケーターが沈みました!

今年の初釣りは50オーバーレインボー!

渓流ネットに納まらない51cmのレインボーです。
しっかり写真が撮れなかったので、ビデオから切り出すとこんな感じ。

小菅の大物ニジマス

というか、実際の釣りの風景をご覧いただきましょう。(こちらで、新
年のご挨拶に変えさせていただきます。)



渇水気味ですが、この後は前回も好調だった下流の流れで、渋い
ニジマス達を相手に、フライをとっかえひっかえ順調に釣果を重ねる
事ができました。

ここでは7尾釣れました
<ここでは7尾釣れました!>

11時過ぎに駐車したそばで、もう1尾追加して、11時半にはお昼に
しました。

後半戦は、ツ抜けの一尾を狙うも、打って変わって大苦戦でした。
結局、こちらのポイントが主戦場となりました。

午後の主戦場

① 12時過ぎ、流れの中にニンフを転がすと、こんな所にいる?と
 思われるほどの大物がフライを咥えましたが、仕掛けごと持って
 行かれてしまいました。30分ほど粘りましたが、結局釣果なしで
 他の場所に移動です。

② 13時半頃、同じ流れに戻って再挑戦。またまた、仕掛けごと持っ
 て行かれてしまいました(同じ大物?)。ただ今度はフライをすぐに
 吐き出したのか、流れてくるインジケーターをロッドティップとフラ
 イラインで絡めて回収することができました。

☆ 粘って14時頃、やっと釣れました!

初釣りツ抜けの一尾

狙った大物ではありませんでしたが、何とかツ抜け達成です。
これを持って今年の初釣りは終了としました。

本年もよろしくお願いいたします。  


Posted by jbopper at 12:23Comments(2)その他の管釣り

2023年12月24日

ナイロンとフロロ:秋川湖でのティペット比較考察

秋川湖でフロロティペット

先週金曜日、このオフ3回目の秋川湖に行ってきました。

結果的にはこの日は気温も低く非常に厳しくて、釣果は前回(12/1、
24尾)の半分の12尾で終わったのですが、今回はいつものナイロン
ではなく、フロロカーボンのティペットを使ってみました。

秋川湖ではとにかく大物が魅力なのですが、小さなニンフを沈める
釣りでは、どうしても6Xレベルのティペットでないとアタリが出ません。
反面、大物が掛かると6Xティペットなどぶっちぎられてしまうという印
象もぬぐえません。ティペットを太くすればやり取りは楽ですが、アタ
リがなければ、何も始まりません…。

実際、金曜日も最初はナイロンの5Xティペットで釣りを始めたのです
が、前回良く釣れたシースルーニンフを流しても、20分間全くアタリが
ありませんでした。(この後、この日も同じフライで釣れました。)

そこで、6Xに変更することにしたのですが、今回は、フィッシングバッ
グのサイドポケットに忍ばせておいたフロロカーボンのティペットを使
うことにしました(ついでに、フライもこちらも前回釣れた赤尻雉ニンフ
に変更しました)。

5分後、すぐに結果が出ました。

秋川湖のレインボー
<この日最初の秋川湖レインボー!>

50cmオーバーでしたが、難なくネットインできたので、この日はずっと
フロロティペットで通すことにしました。

###

さて、フロロラインのナイロンとの比較をネット検索してみると、プロコ
ンを含めて以下のような記述があります。

 <-> 同径だと引っ張り強度はナイロンより劣る
 <-> 結束強度もナイロンより劣る
 <+-> ナイロンより張りがある(しなやかさはナイロンが上)
 <+-> ナイロンより比重がある(沈みやすい)
 <+> ナイロンより見えにくい
 <+> ナイロンより耐久性がある

今回の比較ティペット
<比較したティペット:<->フロロは30mで定価1500円!)>

気になるのは実際どうなのか…ですよね?

前回の秋川湖はナイロンの6Xティペット、3週間後の今回はフロロの6X
ティペットで釣り方はほぼ同じです。ヒットフライもほぼ同じ。ロッドは前回
はシングルハンドの7番から後半はスイッチロッドの5番、今回はシングル
ハンドは5番ロッドでしたが、後半は同じスイッチロッドです。

6時間券の釣果は、前回が24尾で今回は12尾なので、それだけ見れば
ナイロンティペットの勝ちと言えないこともありませんが、それだけでティ
ペットの性能を正しく評価できるとは思えません。(釣った場所やその日
の活性とかも異なりますしね。)より深く分析する必要がありそうです。

さて、最近動画編集はあまりしていないのですが、釣りに行く時は首から
アクションカムをぶら下げて、ほぼ回しっぱなしにしています。そのため、
ほとんどのヒットシーン(時にはヒット直後からのシーン)は撮影していて、
釣りの振り返りに活用しています。

そこで、12月1日と22日の動画素材からヒットシーンを拾って、ザクっと
分析してみました。(もちろん、撮影されなかったシーンや見逃したシー
ンもあるかもしれません。)

その結果がこちらです。
ヒットの結果とティペット強度

最上部にフッキングしたヒットの数があり(すっぽ抜けは含まず)、その
下がその後の結果を示し、最初の数値が無事釣れた数です。

フックアウトはやり取りしている間にフライが外れた数で、フッキング直
後からネットイン寸前までのバラシが含まれます。この場合、フライは魚
から外れただけで、ティペットに繋がったままです。今回の釣行ではこの
フックアウトの割合が高いようですが、ひょっとすると全体にアタリも少な
く、魚の活性も低かったので、その影響がフッキング自体にあったのかも
しれません。そういう意味では、フックアウトの多さはティペットの問題で
はないのかもしれません。(フロロの「張り」で粘れなかったという見方も
あるかもしれませんが…?)

ティペット性能を見る上で明確に気になるのは、残りの2つの項目です。

ラインブレイクは文字通り、ティペットが切れた回数です。ナイロンでは
次のティペットとの結び目やティペットの途中で切れたこともありました。
耐久性にも関連しているのかもしれませんが、大物を釣った後や使い続
けたナイロンティペットが弱くなるのは、経験上からも良く判ります。対し
て、今回のフロロでは1度切れただけで、しかもそれには心当たりがあり
ます。フロロティペットをエイトノットで結んだ時に、1本だけはみ出たライ
ンがあり、それを無理やり絞め込んで誤魔化していました。結束部で切
れたこの1回はそのせいだったと思われます。

ラインブレイクの数値から考えられるのは、ナイロンよりフロロティペット
の方が仕様通りの強度が長く保たれるということなのかもしれません。

そして、最後のロストフライの項目は、フックの結び目でティペットが切れ
てフライだけ持っていかれた回数になります。大物との攻防では取り込み
を焦って無理やり寄せると、プツンとフライだけ持って行かれてしまうこと
があり、前回はそれが3回あったのに対して、今回は一度もありませんで
した。前回の最大釣果は48cm、今回は50オーバーを2尾釣ったので、
フックとの結束部に掛かった負荷がそれほど違っていたとは思えません。
結束強度はナイロンの方が良いはずですが、ひょっとすると、ここでも耐
久性が何らかの影響を与えていたのかもしれません。それに、フッキング
数は前回の方が多かったので、度重なるファイトで結束部も弱っていたの
かもしれません。

結論を出すにはサンプル数が少なすぎるのかもしれませんが、このデー
タを見る限り、ラインブレイクやフライロストのリスク軽減にフロロカーボン
ティペットの方が有効だったと言えるのかもしれません。

沈める釣りでのフロロティペット活用は、今後も続けて行こうと思います。
他にも使用上の注意や気付きがあったら、また紹介します。

###

今回は3番ばっ気手前の釣り座に入ったのですが、後半戦は、スイッチ
ロッドで、小島そばを中心に狙ってみました。

秋川湖3番ばっ気裏

手軽にポンとフライを運べるので、適度にスラックを入れて奥の深場に
ニンフを沈めることができました。

秋川湖の50オーバーレインボー!

この52cmレインボーも、深場に潜んでいた1尾です。  


2023年12月18日

ビーズヘッド用タイインググッズ

毎年管釣りモードに突入すると、ニンフのタイイングがぐっと多くなる
訳ですが、私がタイイングするニンフではビーズヘッドを使うことが
多いのも確かです。



既に過去に紹介したものもあるとは思いますが、今回はビーズヘッ
ドをストレスなくハンドリングするために私が揃えたツールや環境を
まとめて紹介してみたいと思います。

ビーズヘッドタイインググッズ
<色だけでなく、ブラス製とタングステン製は混在してます>

まずビーズの保管ですが、こちらのケースにサイズ別に入れてありま
す(確か釣具店で見つけたケース?)。サイズは側面や蓋にも記入し
てありますが、タイイングの際には、フックサイズに合わせてビーズを
選ぶので、あまり気にはしません。むしろ、新しいビーズを買った時に
重要で、仕分けのために必須と言えます。(製品により表記が違うた
め、サイズ表も作りました。)

サイズは分けてありますが、色と材質は混在しているので、後述の
ピンセットで中を突きながら、どれにしようかと探すのもタイイングの
楽しみのひとつになっています。

ビーズケース

特に小さなビーズをピックアップするには、先のとがった精密ピンセッ
トが最適です。こちらはずっと前にホームセンターで購入したもので
すが、昨今は百均にもあると思います。

タイイングマット

ピックアップしたビーズは、タイイングマットに仮置きします。こちらは
専用品で凹凸があるので、ビーズが転がる心配はありません。タイ
イング時にビーズを無くすのは、ピックアップしてからフックに挿入す
るまでの間が圧倒的に多いので、このマットがあると安心です。

ビーズはクリップピンセットに挟んで、フックに挿入します。(こちらは
百均で見つけたもので、過去の紹介記事はこちら。)

クリップピンセットでビーズを挟む
<ビーズには向きがあるので、気を付けましょう>

こちらのピンセットは指で挟むと広がって、離すと締まる構造なので、
簡単にビーズを固定できます。固定したビーズの狭い方の穴にフッ
クポイントを挿し入れれば、セット完了です。

磁石に仮置き
<こちらは14番フックに2.1mm、16番フックに2mmのビーズです>

ビーズヘッドをセットしたフックは、バイスの根元に設置された磁石に
直行します。こちらの磁石はその昔流行った「ベイブレード」のパーツ
ですが、バイスには、何かの収納家具に添付されていた六角レンチを
逆向きにしてバイス軸に挿入・固定してあって、乗せただけの磁石は
自由に回転・脱着可能です。もちろん、ビーズヘッドを付けたフックに
限らず、取り出したばかりのフックや、他のフライも含めて巻き終わっ
たフライを仮置きするためにも使っています。

ビーズヘッド付きのニンフを巻く時は、写真のようにビーズをセットした
フックをまとめて準備してから、始めるようにしています。

###

週末土曜日は、午前中、浅川国際鱒釣り場で数釣りしてから…、

浅川国際鱒釣り場
<ルアーの方達は多くても、フライは私一人でした>

八王子に新装オープンしたばかりの「徐記厨房」という中華店で、
酸辣麺と小籠包をいただきました。

徐記厨房の酸辣麺と小籠包

辛さに良い汗かきました。  


Posted by jbopper at 11:42Comments(0)タイイングツール

2023年12月11日

厳しい2時間と爆釣の30分…、どっちが良い?

<2023.12.9 FISH ON! 鹿留、晴れ 7~15℃>

土曜日は、今オフ2度目の鹿留に行ってきました。

いつものようにデイタイム券(9時~15時有効)で、前半は渓流区域、
ランチを挟んで、後半は鹿留湖というパターンで釣ったのですが、
最初のネイティブエリアでは 2時間ほどやって、苦戦も苦戦、やっと
のことで 3尾が釣れたという状況で、しかも色モノなしでした。(ヤマ
メは取り込み直前にバラしてしまいました。)

最初に入ったポイントはここです。

ネイティブエリアの絶好ポイント

いつもなら魚が一杯入っている深い淵なのですが、この日は視認で
きる魚はとても少なくて、しかも沈んでいるようです。

もちろんドライには反応なく、沈める釣りに替えても全くダメなようで、
ちっちゃな赤尻雉ニンフでやっと反応があっても釣れず、諦めかけた
時、大切なテクニックを思い出しました。

インジケーターの釣りのメンディング

インジケーターの釣りでのメンディングです。

一度ターゲットより遠目にキャストしてから、フライはできるだけ水中に
留めるようにインジケーターだけを上流へ打ち直すと、フライと練オモ
リを先行させて水中に沈めることができます。

やっと最初の1尾
<タックルは Sage Circa 8'9" 4番ロッドにロスColorado LTリール>

ナチュラルにフライをタナまで届けられれば、やる気のない沈んだ魚
でも食ってくれることがあります。1時間粘って、やっと1尾です。

それでも後が続かないので、更に上流へ行くとルースニングで流れの
中から放流したてのニジマスが釣れ、更に上流で、ヤマメ(バラしまし
た)とニジマスが出てくれました。

こちらがヤマメのヒットポイント。

ヤマメヒットポイント

こちらがニジマスです。

ニジマスヒットポイント

11時前には、ネイティブエリアを諦めて、クルマを停めてある渓流エ
リアに戻ります。

渓流エリア

区画を隔てる岩のそばに立って、ここにたくさん溜まっているニジマ
スの中にフライを流すと次々とニジマスが釣れます。

渓流エリアのニジマス

30分も経たないうちに11尾釣れました。
爆釣と言えば爆釣ですが、どうなんでしょう?
あれも釣り、これも釣り…。

午後は鹿留湖。

鹿留湖の釣り座

こちらに座って、Sage TCX 5番のスイッチロッドに8番のWFラインを
合わせて、ロールキャストで近くから遠くまで、フライをとっかえひっか
え沈めて、そんな釣りも存分に楽しみました。(午後の釣果は、2時間
半で24尾でした。)

ポンドで尺イワナ
<こちらを含めて、イワナ2尾も釣れました>  


Posted by jbopper at 11:06Comments(0)FISH ON! 鹿留

2023年12月02日

カラバリのシースルーニンフに大型魚が夢中!

カラバリのシースルーニンフ

管釣りで絶好調のシースルーニンフ(巻き方はこちら)ですが、カラー
バリエーションを作ってみることにしました。

使用マテリアル

重要なのはインナーボディに巻くラバーレッグマテリアルで、オリジ
ナル版では黒いマテリアルを使ってきたのですが、今回は赤ベース
のものを使います。(百均のラバースカートでも大丈夫です。)

他のマテリアルは、ほぼオリジナル版と一緒で、写真のラビットテー
ルはソラックス部のダビングに加えて、太い繊維をテールにも使っ
てグレーテールの黒バージョンと異なるようにしました。(乾いた状
態ではインナーボディの違いは分からないので、フライボックス内で
見分けが付くようにする工夫です。)

赤黒マテリアルを巻いた感じ

赤ベースのラバーマテリアルを巻くとこんな感じで、結構体節が出て
いる感じなので、こちらのバージョンではリビングを省きました。

黒バージョンと赤バージョンを濡らして比較してみると…

赤と黒のシースルーニンフを濡らした比較

名前の通りシースルーなので、インナーボディが透けて見えて、
違いがはっきり見えます。

こちらを持って、昨日秋川湖に行ってみました。

秋川湖の大型トラウト

結果としては、どちらのバージョンでも釣れたのですが、特に赤バー
ジョンを使ってみた40分ほどはコンスタントにアタリがあり、持って
行った3本のフライはすべて秋川湖の大型トラウトに持っていかれ
てしまいました…。(9回フッキングして、4尾キャッチ、2尾はファイト
中にフックアウト、3尾はファイトの末、フライの結び目やティペット途
中で切れました。私の腕もありますが、大型魚相手にフライの結び
直しやティペット交換を怠るとこうなりますね…。細いティペットにも
問題があったかもしれません。)

そして、釣行中に撮っておいたフライの写真を見てまたビックリです。

赤と黒のシースルーニンフ
<左側のフライ、ヤバくないですか?>

生々しくて餌としか見えません。
これからは黒と赤の両バージョンを準備しておきます。

※ ちなみに昨日の秋川湖の釣果(6時間券)は、トータル24尾で、
 最大48cmでした。