つれないヤマメ達

jbopper

2015年08月02日 17:41

<2015.8.1 某渓流、晴れ後雷雨、気温24~26℃、水温20℃、水量多め>

2週間前の大雨の影響が収まった渓を見に行ってきました。
水量は多めで、魚達には、気持ちいい流れなのかな?

でも、今日も気温は上昇するとの予報。以前、人間が心地よいと
感じる気候の時にはマスたちの活性も高いと聞いたことがあり
ますが、最近の暑さ…先週の経験から、10時位までが勝負だと
見ました。

始めてすぐの7時前、流れの上に枝がある場所は、マスたちに
とっては、餌が降ってくる場所?



そろそろ起きなさいよ!と、何度も何度も、アダムスパラをしつっこく
流すと、流れの底から、水面まで一気にヤマメが飛び出します!



今朝はこの傾向が強いようです。


こちらも流心を外したゆったりした流れにフライを漂わせると、
底から突き上げて来るパターンです。



おチビ達を挟んで9時。ブラックパラを結んでロ~ングキャスト…



綺麗なヤマメですが、よ~く見ると、頬に寄生虫が…



最初のヤマメの写真の背びれの下にも見えますが、この時期水温が
上がって、この寄生虫(チョウモドキ)をよく見かけます。ヤマメ達も
痒かったり痛かったりするのかな?(寄生虫は体液吸うとか…怖)
私は、できるだけ取り除いて、リリースしてあげます。

さてさて、この魚が釣れてからあと、魚の反応が変わります。
水温が上がったのか、予測通り、フライを食う気がないみたい。
 > 突きに来ても、食わなかったり…
  > フライの下で、グルグル迷う魚…
   > 浮いてる魚を見つけたので、フライを普通に流したら、
    フライを見るなり、全速力で逃げていきます…(汗)

11時頃、大場所のメインの流れの向こう側…



良い魚がちらっと見えた気がしたので、大岩下流のゆっくりの流れに
フライを漂わせます。すると、大~きな魚が、深い川底から湧いてきて
(朝と同じパターン!)、フライを食った!と、思ったのですが、口に入って
いなかったのか、釣れません。(合わせは良かったはずなのに…汗)

やはり、夏の昼間のマス達は微妙にやる気が落ちるようです。
 沸いてきた大ヤマメはフッキングせず…
  浮いていたまあまあサイズのヤマメには逃げられ…
    サイトで狙ったヤマメの大型カップルには完全無視…

今日のヤマメ達は、つれない 素振りばかりです。

まあ、気長にやる気のある魚を探しましょう。
そして、応えてくれる魚も居るのがありがたい…



14時半頃、何やら、ゴロゴロ始まったような…
空がだんだん暗くなって来ました。
(念のため、退渓点を確認しておきます。)



こいつが釣れた直後、最初の雷鳴が轟きました!
急いでロッドをバラシ、退渓点に戻ると雨が降り出します。



雨の中、釣れなかった魚のことばかり考えながら、車に戻ります。
今日は「ツ」抜けにも届かず、9尾で終了です。

あなたにおススメの記事
関連記事