BHGBニンフ

jbopper

2010年12月07日 20:57



今月のフライフィッシャーにバイオットを使ったニンフが紹介されていましたが
この季節小さ目のニンフは管釣りでもよく効きますから、私風に小型のビーズ
ヘッドニンフをグースバイオットを使って作ってみました。

このフライ、先日の奥多摩フィッシングセンターでも大活躍でしたよ!

ただし、このフライ、メッチャ効くようですが、耐久性に問題が…

ここで紹介するように、グースバイオットの付け方に気をつけないと、
マスにかまれてグースバイオットがすぐにボロボロになってしまいます。

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<ビーズヘッド・グースバイオット・ニンフ(BHGBニンフ)>
・ フック: Maruto c46FWBL #16
・ ウェイト:ビーズヘッド
・ スレッド:各色(グースバイオットの薄い部分の色)
・ テイル:ヘンハックルファイバー
・ ボディー:グースバイオット(各色:タイイングの前に水に浸けておきます)
・ ソラックス:ダビング材(各色)
・ レッグ:フェザントテイル・ファイバー



スレッドをフックに留めたら、ビーズヘッドが後ろにずれないくらいビーズ
ヘッドの後ろに潤沢にスレッドを巻きます。そして、テイルを付ける場所の
寸前まで下巻をします。



テール材はソフトなファイバーを使っています。
フェザントテイルのファイバーでもいいかもしれませんね。



予め水に浸して巻きやすくしておいたグースバイオットは巻いた時に
ケバケバが出るように取り付けます。(実際、最初の写真ではツルツルの
奴も混ざってしまいました…まあ、どちらでも釣れましたけどね。)

グースバイオットだけのボディは細目ですから、ちょっとだけボリュームを
増すために、テール材のファイバーを巻きこんでスレッドをフックアイの
ちょっと前まで戻し、ファイバーを切ったら…



テール側にまた戻します。この時、スレッドはグースバイオットのすぐ後ろ
にあることにご注意を。



グースバイオットとスレッドを巻く前にボディの部分のフックシャンク上に
瞬間接着剤かヘッドセメントをたらしておきます。私はソフト・フライフレッ
クスを使っています。(横にあるのは先日ボロボロになったBHGBニンフ。)



グースバイオットとスレッドを一緒に巻いていきます。一巻き一巻き、グース
バイオットを追うようにスレッドをその上に掛けていきます。接着剤とこの
スレッドのリビング効果により、グースバイオットが壊れてほどけないように
しようという目論見です。



スレッドで余分なバイオットを巻きこんでしまいます。



ダビング材で糸代を隠します。ここでは途中までダビングします。



フェザントテイルのファイバーを3本、片側に巻きとめます。
(この時、ダビング材なしのスレッドだけで留めたほうがやりやすいかも
しれません。)

レッグを留める時は、まずレッグを長めに出して、スレッドを一巻きして
仮留めしたら、ファイバーを引っ張って長さとレッグの位置と方向を調整して
もう1、2回しっかり巻いて固定します。



同様に反対側にも、3本レッグを付けます。



ダビング材でソラックスを整えてから…



ウィップフィニッシュして完成です!



前面下の方から撮影するとこんな感じです。
最初の写真にあるようにライトとダークブラウン2色を揃えてみました。

私の場合、このフライを使って、ダブルマーカー沈め釣りで釣果を上げました。

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