まあだだよ…(イワナの渓へ)
<2017.3.25 某渓流、晴のち曇、気温0~5℃、渇水4℃>
まだ厳しいとは知りつつも、標高1000mを越えるイワ
ナの渓へ、最近弱くなったと感じる足腰強化も兼ねて
行ってみます。
8時過ぎ、入渓。イワナの渓に入る前に、まずは本流で
本日のタックルをチェックします。
あの岩の上にフライラインを置いて、バイオストライクを
2つ付けた
ダブルマーカーシステムで、赤尻キジニンフを
緩やかな流れに沈めると、マーカーがグイっと引き込ま
れます!
8寸弱の綺麗なアマゴ!
幸先良いスタートで、フライも大丈夫そう。
支流に入ります。でも、谷間は雪だらけ…
流れから顔を出す岩は凍っていてツルツル、危ない危な
い。流れの中、苔に覆われた岩、もしくはカチカチに凍っ
ている雪の上を歩きます。(スパイクが効いてます。)
まあ、今日はトレーニングと思って、もしダメだったら、
引き返して、本流でアマゴ釣りの続きをすればいいで
しょう。
支流も水量は少な目。浅い流れでのマーカーの釣りは
前週の養沢同様難しいですが、ちょうど良い練習になっ
たと言えるかもしれません。
ダブルマーカーの水深を50cmほどに設定して釣り上が
ります。瀬に魚はほとんどいないようですし、深さのある
流れの落込み周りを重点的に攻めるようにします。
<カモシカの足跡?(人間ではありませんでした)>
獣たちの痕跡はいっぱいありますが、魚も虫も気配は
感じられません。
リーダーにまでジャリジャリと凍りが絡みつく中、
あのツララの下の深みが気になります。
ダブルマーカーとフライをツララの手前にまとめて落と
すと、下のマーカーが沈んでいく様で、フライが流れの
底に沈み、そして、上のマーカーの動きと相まって、反
転流に乗ってツララの向こう側を回り込んで行くのが
見て取れます。
そして、両方のマーカーが引き込まれるのを見て、
合わせを入れると…
まだまだ寒い渓に潜んでいたイワナ!
『君に逢いに来たんだよ。』
晴天ですが、渓谷では気温の上昇はゆっくりとしていま
す。それでも、残雪の渓をせっせと釣り上がると防寒着の
下は汗ばんできます。
11時頃、こちらも比較的深い水深の流れ込み…
一発で、右側の反転流にフライが入り、マーカーの
動きを目で追っていると、グググッと、引き込まれます!
良い手応えに渓魚とのつながりを感じます。
まずまずのイワナ(23cm)。
ここで水温を測ると 4℃でした。
この後、同じ流れ込みに、横から提灯釣りのようにフラ
イを送り込むと、もう一尾18cmほどのイワナが釣れま
した。
残雪の渓でお昼を食べ、午後は、ドライフライも試して
みましたが、アタリも釣果もなく、14時には引き返すこ
とにします。
いつもよりも、ゆっくり慎重に沢を下り、15時前には
本流に戻ったので、しばらくアマゴに再挑戦しますが、
1尾バラしただけで、15時半には、脱渓です。
元々厳しいとは判っていて訪れたイワナの渓。
何尾かの渓魚たちに協力してもらい、まずまずの
釣行となりました。
※ ただ、翌日の筋肉痛はいつになく激しい…(汗)
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